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マンションでauひかりの速度をアップする方法!VDSLで遅い時の対策とは

マンション
auひかりのマンションタイプの速度の違い

auひかりマンションタイプには、多くの種類があることはご存知でしょうか。

細かく分けるとなんとその数大きく分けて10種類もあります!

その種類によって、じつは回線速度が大きく変わり、なかには速度がかなり遅くなってしまうことも。

そこで今回はauひかりマンションタイプの速度の違いや、遅い理由を解説していきます。

そしてマンション光タイプの速度が遅い場合の改善策なども説明していきますので、速度が気になる場合にはぜひ参考にしてください。

auひかりマンションタイプの種類と速度の違い

auひかりのマンションタイプ全種類

まずはauひかりマンションタイプの種類を確認していきましょう。

まずは下の表をみてください。

auひかりマンションタイプ一覧
マンションタイプ 下り最大速度 配線方式
タイプV16 100Mbps VDSL方式
タイプV8 100Mbps VDSL方式
タイプV16 G契約(タイプG) 664Mbps VDSL方式 G.fast
タイプV8 G契約(タイプG) 664Mbps VDSL方式 G.fast
都市機構型DX 100Mbps VDSL方式
タイプE16 100Mbps イーサ方式
タイプE8 100Mbps イーサ方式
マンションギガ 1Gbps 光ファイバー方式
マンションミニギガ 1Gbps 光ファイバー方式
タイプF 100Mbps 光ファイバー方式

auひかりマンションタイプの中で最も速度が出るのは、「マンションギガ」「マンションミニギガ」のタイプです。

次に速度が速いのが「タイプV16」と「タイプV8」です。 これらのタイプは通信速度が速く、インターネットを快適に利用することができる可能性が最も高い種類になります。

「それなら、それらのタイプを選べばいいね!」と思われるかもしれませんが実はそうはいかないのです。

その理由が表の一番右側にある「配線方式」と呼ばれるものです。

マンションタイプの配線方式とは?

配線方式とは、インターネットを利用する際に利用する配線の設置の状況により変わる仕様の事をいいます。

この配線方式は、建物にすでに設置されるものなのでその配線方式以外の配線は基本的に使うことができません。

そのため、速度の速いマンションギガやマンションミニギガをどの建物でも使えるというわけではないのです。

2006年以前の建物の場合は、VDSL方式やイーサ方式が主流で、それ以後の建物の場合はVDSL方式G.fastや光ファイバー方式が多い傾向にあります。

タイプ別でどのような配線方式がとられているか、特徴もあわせて解説していきます。

【VDSL方式】auひかりマンションタイプV・タイプG・都市機構型DX

マンションタイプGの配線方式

参照:KDDI公式

auひかりマンションタイプの「タイプV」と「タイプG」となっているものは、VDSL方式が利用されています。

光ファイバーがまだそれほど普及してない時に確立された方式で、建物外部までは光ファイバーを利用し共有スペースから電話線を利用してインターネットを利用できるようにしています。

電話線を利用しているため、既存のマンションでも利用しやすい反面、速度が光ファイバー方式より遅いのがデメリットになります。

また利用者が多くなれば、元々の速度100Mbpsを割る形になっていくので通信速度に影響が受けやすくなるのもデメリット。

しかし、この部分を改善したのが、タイプGです。

タイプGになると速度改善が見込めるので、タイプGが利用できるのであればそちらを利用するのがオススメです。

ただし、導入しているマンション・アパートはそれほど多くはないので、引っ越し先の集合住宅で利用できるかどうか事前に確認しておくことをおすすめします。

【イーサ方式】auひかりマンションタイプE

auひかりマンションタイプEの配線方式

参照:KDDI公式

auひかりマンションタイプの「タイプE」は、イーサ方式になっています。

これは電話線の変わりにLANケーブルを各戸に引き込んで使うタイプのもので、パソコンを複数台利用する際に、ケーブルをいくつも分けて利用する方法とほぼ同じだと思って貰って構いません。

各部屋にもインターネットをを使うための差し込み口があり、LANケーブルを差し込むだけで利用することが可能になります。

しかしVDSL同様に通信速度に関しては光ファイバーにはかないません。

また利用する時間帯や人数によって速度に影響が出ることが多いため、通信速度にムラがあるのが大きなデメリットになります。

【光配線方式】auひかりマンションギガ・マンションミニギガ

マンションギガの配線方式

参照:KDDI公式

auひかりマンションタイプの「マンションギガ」と「マンションミニギガ」は、光配線方式を利用しています。

現在最も普及している配線方式で、最も速度が速く安定しているのが特徴になり、VDSL方式やイーサ方式の約10倍の通信速度を出すことが可能になります。

また光配線方式の場合、同じマンション・アパートの利用者による通信速度の影響が受けにくいのが大きなメリットです。

もし、お住まいのマンションやアパートでこのギガタイプを利用できるのであれば、選ぶべきタイプといっていいでしょう。

auひかりマンションタイプの速度改善方法

auひかりマンションタイプの速度改善法

引っ越し先のマンションやアパート、またauマンションタイプを今の集合住宅で申し込んだ時に申し込んだ時にVDSL方式のタイプしか利用できないことも多くあります。

その際どうしても通信速度が遅く、気になってしまうこともあります。

設備上どうしようもないことではありますが、個人的に速度を改善する方法がいくつかあります。

少し出費もすることになりますが、場合によっては通信速度が速くなることもあります。

もし現場通信速度で不満などがある場合は、これから解説する方法を試してみてください。

1.LANケーブルを交換する

パソコンや無線LANといった機器につなぐLANケーブルを新しいものに変える事で通信速度が速くなる可能性があります。

その際に注目していただきたいのがLANケーブルの規格です。 LANケーブルには「CAT(カテゴリ)」といった規格があります。

この規格によって、そのLANケーブルの性能が大きく変わってきます。 少し専門的な部分なので表を作成してみました。

■LANケーブルの種類
CAT5 カテゴリー5
最大通信速度 100Mbps
適合するイーサネット 10BASAE-T 100BASE-TX
伝送帯域 100MHz
ギガタイプの光回線利用 通信速度低下
CAT5e カテゴリー5e
最大通信速度 1Gbps
適合するイーサネット 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T
伝送帯域 100MHz
ギガタイプの光回線利用 適合
CAT6 カテゴリー6
最大通信速度 1Gbps
適合するイーサネット 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX
伝送帯域 250MHz
ギガタイプの光回線利用 適合
CAT6A/6e カテゴリー6A/6e
最大通信速度 10Gbps
適合するイーサネット 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX 10GBASE-T
伝送帯域 500MHz
ギガタイプの光回線利用 適合
CAT7 カテゴリー7
最大通信速度 10Gbps
適合するイーサネット 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX 10GBASE-T
伝送帯域 600MHz
ギガタイプの光回線利用 適合
CAT7A カテゴリー7A
最大通信速度 10Gbps
適合するイーサネット 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX 10GBASE-T
伝送帯域 1000MHz
ギガタイプの光回線利用 適合
CAT8 カテゴリー8
最大通信速度 40Gbps
適合するイーサネット 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX 10GBASE-T 40GBASE-T
伝送帯域 2000MHz
ギガタイプの光回線利用 適合

もしかしたら少し難しいかもしれませんが、基本的に数字が大きいものの方が性能がいいと考えて貰って構いません。

最大通信速度でみると、auひかりマンションタイプの「マンションギガ」」「マンションミニギガ」を利用の際に適しているのはCAT5e(カテゴリー5e)以上という事になります。

LANケーブルのカテゴリ

▲LANケーブルのカテゴリはココに記載!

しかし、CAT6(カテゴリー6)以下は実は通信際に発生する「ノイズ」に影響されやすいというデメリットがあります。

ノイズの専門的な事は割愛させていただきますが、ノイズに影響されやすいと通信速度が落ちたり、安定しなかったりする可能性があるのです。

つまり、より快適にインターネットを行うためには、CAT6A/6e(カテゴリー6A/6e)以上がおすすめという事になります。

もし、今使っているLANケーブルがCAT6(カテゴリー6)以下なら、それ以上の規格のLANケーブルにするだけで通信速度が速く安定する可能性があります。

2.Wi-Fiが遅い場合は、無線LANルーターを変更

PCやスマートフォンをWi-Fiにつないで利用した際に通信速度が遅い場合には、利用している無線LANルーターを新しいものに交換することで速度が大きく改善することがあります。

もし可能であればルーターのスペックを確認してそれ以上のスペックのものに買い変えてみましょう。

買い替えに時間がかかったりする場合には、ルーターのファームをバージョンアップすることでも速度が改善することがあります。

ファームのバージョンアップの方法は各ルーターによって変わってくるので、各メーカーのホームページに行ってファームのバージョンアップ方法を確認してみてください。

3.PCやスマートフォンを新しくする

通信速度があまり改善しない場合でも、利用しているPCやスマートフォンを新しくすることで体感的に表示を早くすることが可能になります。

表示速度は機器の性能によっても大きく左右されるので、可能であれば新しい機種に変更してみましょう。

利用中の端末や周辺機器の見直しで速度改善できることも!

色々試しても通信速度が改善されない場合の対処方法

auひかりマンションタイプ速度改善の対処法

機器の買い替えなどを行なってもやはりインターネットの環境が改善されない場合には、auひかりマンションタイプ以外の回線の利用を考える事になります。

方法はいくつかあるので順を追って説明していきます。

auひかりホームタイプへ切り替え

マンションに住んでいるからといってauひかりマンションタイプだけしか申し込めないというわけではありません。

じつは、auひかりホームタイプにも申し込むことが可能です。

もし、auひかりホームタイプに申し込むことができれば、通信速度は劇的に改善する可能性があります。

しかし、『auひかりをアパートで契約する際の注意点』でも解説している通り、マンションやアパートに住んでいてauひかりホームタイプを利用するには以下のようないくつかの注意点があります。

  • 住んでいるマンションやアパートの部屋が3階以下であること
  • 大家や管理会社の許可が必要なこと
  • 月額利用料金が高くなってしまうこと

この中で特に気を付けなければいけないのは大家や管理会社に許可をもらうことです。

なぜなら、光ファイバーを直接部屋に引き込むことになるため、場合によっては壁などに穴を開けなければならない場合があるからです。

穴開けが不要の場合でも、大家から許可をもらっておいた方が良いでしょう。

なお、auひかりホームタイプはお得なキャンペーン窓口が存在するため、窓口によっては5万円以上のキャッシュバックが受取れるチャンスがあります。

別記事『auひかりのキャンペーンで高額キャッシュバックを貰うコツ!』では、失敗のないお得なキャンペーン窓口を紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

auひかり以外の他社回線を利用する

『auひかりじゃなくてもいいや!』という方は、他社光回線の検討をおすすめします。

auひかりが利用出来ないマンションでは、NTT関連の光回線など他社を利用できる可能性が高いでしょう。

また、通信速度を重視される方にとってお最もおすすめとなるのが NURO光 です。

NURO光 の通信速度はナント最大2Gbps!

NURO光は、世界最速とも言われる最大2Gbpsもの通信速度を誇るため、速度に関しては非常に定評があります。

提供エリアは関東・東海・関西・九州(福岡県、佐賀県の一部)でしか提供されていないため、エリアは他の光回線より狭い点がデメリット。

ただ、NURO光には高額キャッシュバックを実施している窓口もあるため、キャンペーンのお得度も非常に高いでしょう。

別記事『【厳選】NURO光キャンペーン比較!』では、NURO光のお得なキャンペーンを紹介しているので、興味ある方はチェックしてみてください。

NURO光公式キャンペーン特典
  • 特典・キャンペーン
    無条件:60,000円キャッシュバック
    ※オプションで最大20,000円プラス
    他社違約金最大60,000円補填
  • 月額料金
    2ギガ:5,200円
    10ギガ:5,700円
    ※戸建て、マンションミニ共通

WiMAX2+などモバイルWi-Fiへの切り替える

固定光回線の利用がどうしても難しい場合には、モバイルWi-Fiを利用する事も解決策の1つになります。

auひかりマンションタイプがVDSL方式の場合は100Mbpsだが最大のスピードということは上記しました。

もしそのタイプであれば、現在提供されているモバイルwi-fiの最大速度は1Gbps前後なので、それよりも速い事になります。

WiMAX2+ は固定回線並みの速度!

場合によっては、現場より通信速度が速くなる上、WiFiを持ち歩けるという大きなメリットも。

ゲーム機器などで有線LANの接続が必要な場合でも中継器を購入すれば問題なく利用することができます。

WiMAXなどは事前に機器の貸し出しでどれほどの電波が届くか確認することもできますので、モバイルwi-fi利用する際には事前に試しておくといいでしょう。

GMOとくとくBB WiMAX
  • キャンペーン:57,000円キャッシュバック
  • キャンペーン期間:2024/11/1〜2024/11/30
  • 月額料金:
    1〜2ヵ月目:1,375円
    3~36ヶ月目:3,762円
    37ヶ月目以降:4,807円

まとめ

いかかでしたでしょうか?

auひかりマンションタイプで速度が気になる場合には、VDSL方式なのかなどを含め自分がどのタイプのものを利用しているのかまずは確認してみてください。

そして通信速度に不満がある場合は状況にあった通信速度の改善方法を参考に、状況を改善してみてください。

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