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auひかりマンションタイプギガって微妙なの?プランの全容を徹底解説
今回はauひかりマンションタイプ ギガについて解説します。
auひかりはお住いのマンションの配線状況によって、利用できるプランが異なります。
- マンションタイプ ギガはどういったものか?
- マンションタイプ ギガ対応マンションの探し方
- タイプV等の他のプランからマンションタイプ ギガにできるか?
auひかりを検討している方も、いま現在VDSL方式で遅くて困っている方も、ぜひ参考にしてくださいね!
auひかり マンションタイプ ギガとは?
まずはauひかりマンションタイプ ギガのサービス内容や特徴を見ていきましょう。
auひかりマンションタイプの特徴をざっくりとお伝えすると次の通りです。
マンションタイプ ギガの特徴
- 上り速度・下り速度共に最大1Gbps
- 月額料金はマンションタイプの中では少しだけ高め
- マンションタイプ ギガ対応物件はまだまだ少ない
上り速度・下り速度共に最大1Gbps
auひかりマンションタイプ ギガは、auひかりホームと同じ最大1Gbpsの通信速度となっています。
マンションタイプの中で1番速い通信速度が出る反面、マンションが光配線方式に対応していないといけません。
光配線方式では、電柱から部屋まで全て光ファイバーが配線されているため、戸建と同様に最大1Gbpsが実現しているのですね。
|
下り速度 |
上り速度 |
配線方式 |
---|---|---|---|
ギガ |
最大1Gbps |
最大1Gbps |
光配線 |
ミニギガ |
最大1Gbps |
最大1Gbps |
光配線 |
タイプV |
最大100Mbps |
最大35Mbps |
VDSL |
都市機構 |
最大100Mbps |
最大35Mbps |
VDSL |
タイプG |
最大664Mbps |
最大166Mbps |
G.fast |
タイプE |
最大100Mbps |
最大100Mbps |
LAN配線 |
最近はじまったマンションタイプGより優秀!
auひかりでは、2018年11月から新たに「マンションタイプG」の提供を開始しています。
「新しいプラン=優秀」と感じてしまうことも多いのですが、通信速度はマンションタイプ ギガの方が高速です。
別記事のauひかりをマンションで申し込むポイントでも解説していますが、マンションタイプGは、従来のVDSL方式と同じ電話線を利用した配線方式で、下り664Mbps・上り166Mbpsのサービスです。
VDSL方式は多くのマンションで対応しているため、マンションタイプGへの切り替えが比較的簡単に行えるメリットがありますね
利用料金も2年契約ならタイプVと同じなので、「マンションの光回線は遅い」と感じている方も、マンションタイプGに対応すれば大幅に通信速度が改善する可能性があります。
マンションタイプGについては、auひかりマンションタイプG導入の注意点をご覧ください。
一方、マンションタイプ ギガは、屋内配線が光ファイバーになっていないと対応できないため、対応物件が少ない状況です。
しかし、通信速度は上り速度・下り速度共に最大1Gbpsあるため、速度面ではマンションタイプGより優秀です。
光配線方式は実際に通信した時の速度低下も少ないため、快適性は圧倒的にマンションタイプ ギガの方がいいと言えるでしょう。
マンションの住み替えを考えているなら、マンションタイプ ギガに対応した物件を見つけた方がいいかもしれません。
マンションタイプ ギガの月額料金は少しだけ高め
マンションタイプ ギガの月額料金は、タイプVやタイプGの16戸以上の場合より少し高くなっています。
マンションタイプ ギガと、参考にタイプV、タイプGの月額料金を比較してみましょう。
料金プラン |
16戸以上 |
8戸以上 |
---|---|---|
ギガ |
4,455円 |
|
タイプV |
4,180円 |
4,510円 |
タイプG |
こうしてマンションタイプの月額料金を比較すると、マンションタイプ ギガの方が高いのですが、大きな料金差ありません。
8戸以上16戸以下の物件なら、速度の遅いタイプVよりもマンションタイプ ギガの方が安く使えます。
なお、auひかりのマンションタイプは、2年契約の「お得プランA」と年間契約のない「標準プラン」があります。
どちらを選んでも月額料金に違いはなく、お得プランAのみ「おうちトラブルサポート」が無料になるだけなので、ネットのみ契約するなら標準プランの方がいいでしょう。
マンションタイプ ギガの初期費用
auひかりマンションタイプ ギガを申し込むと、新規登録料と工事費の2つの初期費用がかかります。
初期費用の金額
- 新規登録料:3,300円
- 工事費:33,000円(1,434円×24ヶ月)
工事費が少し高く感じるでしょうが、毎月1,434円割引の「初期費用相当額割引」があるため、2年しっかり継続すれば事実上は0円になります。
そのため、普通にauひかりを使えば新規登録料の3,300円だけで済むと考えていいでしょう。
auひかり マンションタイプ ギガの工事内容
auひかりマンションギガの工事内容は、基本的に次の3つです。
auひかりの主な工事内容
- 共有部分(MDF室)から部屋まで光ファイバーを配線
- 室内への光ファイバーの引込みと光コンセント設置
- 光コンセントとホームゲートウェイを接続して信号がきているか確認
お住いの状況によって小さな違いがありますが、上記の3ステップ全てを行って1〜2時間程度でしょう。
また、室内での作業もあるため、工事当日は契約者や家族の立会いが必須です。
当日誰もいないと、工事ができないので忘れないようにしましょう。
なお、次のようなケースでは訪問工事は不要です。
工事不要になるケース
- 施工時に光配線を済ませ、光コンセントも設置済みの物件
- 前の居住者がauひかりを利用していた場合
この場合には工事業者が家に来る工事はありませんが、工事費は通常通りかかることに注意しましょう。
これは、自宅での工事はなくともNTT局舎内のauひかりの設備側の調整等、裏方で動いている工事業者がいるためです。
いずれにせよ2年使い続ければ実質無料になりますが、2年以内に解約して損をしないように注意しましょう。
マンションタイプ ギガ対応物件はまだまだ少ない
先にもお伝えしましたが、auひかりマンションタイプ ギガは、利用者が自由に選べるプランなのではなく、光配線方式に対応したマンションでないと利用できないプランです。
しかし、光配線方式は対応しているマンションがまだまだ少ない状況です。
ここ10年で新築された大型マンションなら光配線方式が施工時に配線されていますが、以前からある物件は電話線しかない場合がほとんどです。
つまり、マンションギガを利用するなら、お住いを決める段階で光配線方式の物件を見つけるのが1番ということですね!
幸い物件の配線方式はauの提供エリア確認サイトで簡単に確認できますし、お住いを探す時に不動産屋さんに聞けば大抵教えてもらえます。
これから引越しをしてauひかりを契約したい方は、マンションギガ対応物件を探してみても良いでしょう。
auひかりマンションタイプの提供エリア確認方法
auひかりの提供エリアは、auひかり公式サイトから確認できます。
エリア確認に関する詳細についてはauひかりのエリア確認方法を詳しく解説をご覧ください。
住居タイプの選択と郵便番号の入力
まずはauひかりのエリア確認ページにアクセスし、住居タイプをから「マンション/アパートなど」を選択します。
続いて郵便番号を入力し、画面下の「エリアを確認する」をクリックしましょう。
該当する住所をタップ
郵便番号をもとに住所の続きが表示されるため、該当するものを選びます。選択すると、自動的に画面が切り替わります。
確認したいマンションを選ぶ
選択した住所の範囲内にあるマンションが表示されたら、調べたいマンション名を探しましょう。
見つかったらマンション名をクリックし、画面下にある「次へ」をクリックします。
もしここでマンション名が表示されなければ、そもそもauひかりに対応していないため、申し込むことはできません。
表示された対応サービス名をチェック
選択したマンションに適用されるプランが表示されます。
ここで「ギガ 個別型」と表示されれば、auひかりのマンションタイプギガを契約できます。
他のマンションタイプからマンションタイプ ギガに変更できるのか?
今VDSL方式やLAN配線方式を採用しているマンションに住んでいる方は「ネットが遅い!」と不満を感じ、1Gbpsにできないかと思っているのではないでしょうか。
最大100Mbpsのインターネット環境ではスマホで4G通信をするより遅くなることが多く、Wi-Fiに繋ぐのが億劫になりますよね。
結論からお伝えすると、タイプVやタイプEといった他の配線方式から、マンションタイプ ギガの光配線方式に切り替えること自体は可能です。
しかし、現在もVDSL方式やLAN配線方式のままのマンションでは、光配線方式が導入される見込みはあまり高くないと考えておきましょう。
今VDSL方式の物件は…
- 物件環境の問題で光配線方式が導入できない
- オーナーや管理会社が導入コスト等を理由に光配線方式の導入を断った
- そもそも光配線方式導入の打診を受けていない
このいずれかのパターンになります。
VDSL方式のマンションが光配線方式を導入してくれれば、KDDIとしても月額料金は上がり導入工事自体が収入源になります。
そのため、KDDIは光配線方式がまだ導入されていないマンションに、割と積極的に光配線方式への切り替えを打診しています。
こうした流れがあるので、現在もVDSL方式やLAN配線方式のままのマンションは、
- 物件環境が光配線方式を導入できない状態
- 導入コストが高額になる等の理由でオーナーが導入を断った
のどちらかに該当する可能性が高いということですね。
そもそも光配線方式が導入できない建物であれば諦めるしかありませんが、オーナーが導入を断っただけなのであれば、まだ交渉の余地はあります。
とはいえ、個人で交渉してもコストに見合わないと判断され、相手にされないかもしれません。
オーナーと交渉をするためには、マンションのネットが遅いと不満を感じている住民を味方につけてから進めた方がいいですね。
交渉でギガに対応するなら…
- 管理組合を通して住民総意として交渉
- 他の速度に不満がある人を集めて合同で交渉
NURO光はVDSL?マンションの配線方式の違いとは?
(姉妹サイト:NURO光乗り換えガイド)
マンションタイプ ギガに変更できない場合の対処
今VDSL方式やLAN配線方式のマンションでも、オーナーとの交渉が成立すればマンションタイプ ギガに変更できる可能性があることはわかりました。
ただ、実際にマンションタイプ ギガへの変更が成功する例は決して多くありません。
マンションタイプ ギガに変更できなかった時は、次の方法も選択肢に含めておきましょう。
ギガに変更できなかったら…
- 他の光配線方式対応の光回線に乗り換える
- ホームタイプを引けないか確認する
- マンションタイプGに対応するのを待つ
他の光回線は光配線になっている可能性がある
auひかりマンションタイプ ギガに対応していないマンションでも、他のサービスは光配線方式で導入されている可能性があります。
チェックする光回線
- フレッツ光や光コラボ
- NURO光、NURO光 for マンション
auひかりを利用している方の多くは、auスマートバリューでスマホの割引も受けていますよね。
フレッツ光が光配線方式に対応しているマンションなら、So-net光やBIGLOBE光といったauスマートバリュー対応の光コラボも利用できるので、安心して乗り換えられるでしょう。
また、NURO光 for マンションは、auひかりマンションタイプ ギガより対応物件は少なくなります。
ただ、導入されていれば確実に光配線方式となっていて、かつ最大2Gbpsとauひかりより高速です。
auスマートバリューが適用外になってしまいますが、NURO光 for マンションの月額料金は2,090〜2,750円と安く、通信費の合計はそう大きく変わらないでしょう。
auひかりマンションタイプ ギガへの変更ができない場合は、上記の他サービスの提供エリア確認もぜひ行なってくださいね!
3階以下ならホームタイプを引ける可能性がある
auひかりでは、次の条件が満せればマンションでもauひかりホームが契約できます。
auひかりホームを引込む条件
- 部屋が3階以下
- オーナーから工事の許可がもらえる
auひかりホームなら、電柱から部屋まで直接光ファイバーを引込むため、マンションが光配線方式に対応できなくても関係ありませんね。
ただ、部屋の位置によってはマンションの外壁に光ファイバーを這わせることになり外壁へのビス留めが行われます。
さらに、部屋へ光ファイバーを引込む際に壁に穴を空ける可能性があります。
こうした工事はマンションのオーナーの許可が必須なので、auひかりホームを契約するなら事前にオーナーの許可は取り付けておきましょう。
マンションタイプG対応を待つ
先に解説した通り、auひかりは2018年11月から、電話配線を利用した高速サービス「マンションタイプG」を提供開始しました。
マンションタイプGの提供エリアはまだまだ限られていますが、既存の電話配線を利用するため、VDSL方式のマンションなら簡単に切り替えられます。
マンションタイプG提供エリア(2019年9月現在)
- 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
- 関西:大阪府、兵庫県
上記エリアにお住まいであれば、マンションギガに対応できないマンションでもタイプGが提供されるのを待ってもいいかもしれませんね。
また、マンションタイプGは既存の電話線を利用するため、光配線方式よりオーナーの導入ハードルは低くなります。
光配線方式の導入には消極的なオーナーも、マンションタイプGなら前向きになってくれるかもしれません。
マンションタイプGについてはauひかりマンションタイプG導入の注意点をご覧ください。
キャンペーンでauひかりマンションタイプ ギガをお得に申し込もう
最後にauひかりマンションタイプ ギガをお得に申し込めるキャンペーンをチェックしましょう。
auひかりは公式サイトだけでなく、提携プロバイダや代理店が様々なキャンペーンを実施しています。
窓口 |
キャンペーン内容 |
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45,000円キャッシュバック |
公式サイトよりお得に申し込むなら、こうしたキャンペーンを活用しましょう。
auひかりのキャンペーンで高額キャッシュバックを貰うコツ!8万円還元のワナ
総額132,836円還元!So-net公式
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auひかりには、提携している公式プロバイダが8社存在します。
SONYの子会社であるSo-netは、そのなかでもauひかりユーザーの6割が利用するほどの人気プロバイダです。
So-netが実施するauひかりキャンペーンでは、月額料金の大幅な割引が受けられます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
通常料金 | 5,390円 | 4,180円~ |
割引後の料金 |
2,880円 |
2,500円 |
割引総額 |
132,836円割引 |
71,631円割引 |
割引は戸建て…3年間、マンション…2年間適用され、割引額を総額すると戸建て…132,836円、マンション…71,631円にもなります。
多くのauひかりキャンペーン窓口が平均3~5万ほどのキャッシュバックを実施している中、キャンペーンの還元額としては他社窓口よりも圧倒的にお得と言っていいでしょう。
また、キャンペーン適用にあたって面倒な条件や手続きなども不要なため、インターネットを初めて契約する方にとっても安心感が大きい窓口です。
auひかりでSo-netのキャンペーンは本当にお得?では、So-netのキャンペーンについてご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
最大42,000円キャッシュバックのNNコミュニケーションズ
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auひかりの人気代理店NNコミュニケーションズは、短期間での高額キャッシュバックがもらえます。
最大47,000円キャッシュバックの条件に電話オプションの申し込みが含まれますが、auスマートバリューを適用させるなら電話は必須です。
そのため、auユーザーなら最大額がもらえると考えていいですね!
なお、キャッシュバックはNNコミュニケーションズとプロバイダの合計額なので、両方の受け取り手続きが必要になります。
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NNコミュニケーションズ |
プロバイダ |
---|---|---|
手続き方法 |
申込み後の確認電話の時に申請 |
振込み前に専用ページで手続き |
振込み時期 |
最短開通翌月 |
|
選ぶプロバイダによって受け取り時期が異なるため、手続きを忘れないようにしましょう。
なお、NNコミュニケーションズのキャンペーンはNNコミュニケーションズの評判を比較検証でもご紹介しています。
一括で45,000円が受取れるアシタクリエイト
auひかりマンションタイプ ギガまとめ
今回はauひかりのマンションタイプ ギガについて解説しました。
- 他の光回線が光配線方式に対応していないかチェック
- 3階以下に住んでいるならauひかりホームを契約
- マンションタイプGの提供エリアになるのを待つ
マンションタイプ ギガは、通信速度が最大1Gbpsと戸建並みの快適さがあります。
利用料金もタイプVやタイプGより数百円高いだけなので、対応したマンションを選べばauひかりマンションタイプの中で最もコスパのいいプランと言ってもいいでしょう。
ただ、マンションタイプ ギガを利用するためには、物件が光配線方式で配線されている必要があります。
多くのマンションはVDSL方式にのみ対応し、後から光配線方式に切り替えるのは手間も時間もかかってしまいます。
これから引越し先を探すなら光配線方式対応のマンションを、すでにお住いのマンションが光配線方式に非対応なら、他の回線等の代替策で対応した方がいいかもしれません。