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auひかりの工事が丸分かり!工事費無料の秘密や工事を早めるコツ
ネット回線の利用には開通工事が必要です。
auひかりも例外ではなく、申込み後に自宅で工事が必要ですが、戸建てとマンション・アパートで開通までの流れには大きな違いがありません。
しかし、宅内までの配線工事や工事費には大きな違いが生じます。
このページでは、auひかりの戸建てやマンション・アパートにおける工事の内容や工事費、またキャンセルした場合の注意点などについて解説しています。
また、auひかりの工事費相当額の割引を受けられる窓口についても紹介しているので、申し込み時に参考にしてください。
キャンペーン | ||
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So-net公式 | 総額132,836円割引 | 詳細 |
NNコミュニケーションズ | 最大47,000円 キャッシュバック |
詳細 |
アシタエクリエイト | 45,000円 キャッシュバック |
詳細 |
auひかり申し込み~開通工事までの期間や流れ
auひかりの申込みから利用開始までの流れは、戸建でもマンションでも大きな違いはありません。
開通までの主な流れ
- auひかりの提供エリア確認
- auひかりを申込む
- 工事の日程を決める
- 宅内機器を受け取る
- 工事に立ち会う
- 宅内機器を接続して利用開始
【1】お住いがauひかりの提供エリアか確認する
auひかりを申込む前に、お住いが提供エリアであるか確認しておきましょう。
au公式サイトで申込む場合は手続き前に提供エリアの確認があり、提供エリア外の方は申込みが進められません。
しかし、お得にauひかりに申込るプロバイダや代理店では、提供エリア外でも手続きができてしまう所もあります。
提供エリア外ではいつまで経っても開通しないので、申込み前にしっかり提供エリアを確認しておきましょう。
>auひかりの提供エリア確認⇒ So-net公式ページ
auひかりのエリア確認方法を詳しく解説!絶対使えない地域が存在する?
【2】auひかりを申込む
auひかりはauの公式サイトはもちろん、提携プロバイダや数多くの代理店の窓口があります。
人気の高い代理店では、40,000円以上のキャッシュバックや月額料金の大幅割引など、様々なキャンペーンが開催されています。
代理店やプロバイダ経由でもau公式のキャンペーンは受けられるので、せっかくならお得な窓口でauひかりを申込みましょう!
窓口 |
キャンペーン内容 |
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auひかりのキャンペーンで高額キャッシュバックを貰うコツ!8万円還元のワナ
【3】auひかり工事日の予約
auひかりを申込んだ後は、KDDIが開通可能かの確認を行なってから工事日調整の連絡が来ます。
この連絡が来るタイミングは戸建とマンションで異なり、戸建の方が時間がかかる傾向にあります。
工事日調整連絡の目安
- 戸建:申込みから2〜3週間後
- マンション:申込みから約1週間
これは、工事日の連絡前にKDDIが工事の事前調査を行うためです。
マンションの場合は既に設備が整っている場合のみ申込めるため、事前調査はすぐ終わります。
一方、戸建の場合は局舎から家までの経路確認や、KDDIの光ファイバーが不足する場合にNTTの光ファイバーを共有してもらう必要があります。
この確認と手続きに時間がかかることが多いので、戸建は工事日程の調整までの待ち時間が長くなるということです。
引越しシーズンはさらに待ち時間が必要になる
先にお伝えしたauひかりの工事日調整の連絡は、引越しシーズンなどの繁忙期は例外です。
特に3月中の申込みは非常に混み合い、工事日が決まるまでに2ヶ月以上かかる可能性もあります。
引越しシーズンにauひかりを申込む方は、早めに手続きを始めましょう。
【4】宅内機器を受け取る
auひかりの工事日が決まると、KDDIから利用開始の案内と宅内機器が郵送されて来ます。
工事が終わるまで宅内機器の出番はありませんが、内容物に不足がないかチェックしておきましょう。
また、今後auひかりを解約することがあると、ここで受け取った宅内機器は返却が必要になります。
宅内機器の箱や梱包材をそのまま保管しておけば、返却時にそのまま送り返せるので手間がかかりません。
【5】工事に立ち会う
工事日当日は、工事に立ち会う必要があります。
工事時間は1〜2時間程度で、立ち会いは契約者や家族なら問題ありません。
多くの場合、光ファイバーは電話のモジュラージャックから引き込まれます。
工事日までにモジュラージャックの位置は確認しておき、家具等で隠れていることが無いようにしておきましょう。
【6】宅内機器を接続して利用開始
無事工事が終われば、後は宅内機器の接続をするだけです。
宅内機器の設置方法は同梱される利用開始の案内に記載されています。
工事業者は宅内機器の設置まではしてくれないので、利用開始の案内を見ながらご自身で設置をしましょう。
宅内機器の設置が終われば、パソコンやスマホを接続して利用開始です。
なお、ここまでauひかり申込み~開通までの期間の目安は下記の通りです。
- 戸建て…1~2ヶ月程度
- マンション…10日~2週間程度
auひかりの工事を早く行うコツ
基本的にauひかりの工事調整は、お住いのエリアごとの工事担当者の空き状況によるので、自分で早めることはできません。
ただ、申し込み者側のウッカリミスなどで工事が先延ばしになることはあります。
また、最初の申し込み方法によっても工事調整に入るまでの期間を短縮することも可能です。
auひかりの工事を早く行うコツ
プロバイダへ直接申し込み
auひかりは公式的に8つのプロバイダに対応しています。
ただし、プロバイダへの直接申し込みすることもできますが、代理店などを通して申し込みも可能です。
しかし、auひかりの工事をできる限り早くしたい方は、プロバイダへの直接申し込みがお勧めです。
プロバイダへの直接申し込み
auひかりの申し込み⇒工事日調整
代理店への申し込み
auひかりの申し込み⇒代理店が申し込み内容をチェック⇒プロバイダへ情報を転送⇒工事日調整
代理店への申し込みの場合、代理店から確認の連絡が入ります。
申込内容をチェックした上で初めてプロバイダへ情報の引継ぎが行われるのです。
工事日の調整はプロバイダ側が情報を受け取った後になるので、工事までの日程が延びてしまいます。
代理店からの申し込みの場合、数日~1週間程度のタイムラグが空くでしょう。
一方、プロバイダへ直接申し込みをした場合、すぐに工事日調整に入ることができます。
プロバイダ | キャンペーン |
---|---|
So-net | 総額132,836円割引 |
GMOとくとくBB | 最大82,000円キャッシュバック |
BIGLOBE | 最大55,000円キャッシュバック |
auonenet | 10,000円キャッシュバック |
@nifty | 30,000円キャッシュバック |
DTI | 38,000円キャッシュバック |
AsahiNet | なし |
@TCOM | 50,000円キャッシュバック |
マンションではMDFの開錠を忘れずに
auひかりに対応しているマンションでは、建物の共有部分であるMDF配電盤から光ファイバーを宅内に引き込みます。
しかし、ほとんどのマンションではMDF室にカギがかかっており、勝手に入れないようになっています。
auひかりの工事当日にカギがかかっている場合、最悪工事が出来なくなり、工事を延期せざる負えません。
そのため、工事当日までに管理会社などに連絡して必ずMDF室の開錠をお願いしておきましょう。
ただし、このような引き込み作業があるのはauひかり光ファイバー配線方式の場合だけです。
MDFの開錠が必要なプラン
- タイプF
- マンションギガ
- マンションミニギガ
他に、マンションの設備がタイプV、タイプG、タイプEなどはMDF内の工事が不要な場合がほとんどです。
基本的に、MDF室の開錠が必要な場合、時前に工事担当者からその旨を伝えられるので、迷うことは無いでしょう。
お住いのマンションの配線方式に関してはauひかりのエリアチェックを行うと、マンションの設備タイプが確認できます。
また、詳しいエリアチェックの方法については別記事auひかりエリア確認方法!マンションの対応状況も確認で解説しています。
大家さんの許可は予め取っておく
お住いの住宅によっては、大家さんや管理会社などに予め許可を取らないと、auひかりの工事が行えない場合があります。
大家さんや管理会社の許可が必要なケース
- 賃貸の戸建て住宅
- auひかりの設備が入っていない集合住宅
戸建ての場合、光ファイバーを直接宅内に引き込むので、持ち家でない場合、大家さんの許可が必要です。
また、auひかりの設備が入っていないマンションやアパートでは、auひかりホーム(戸建てタイプ)を導入する事ができます。
この場合も、戸建てと同じような工事が必要なので、マンションの管理会社やアパートの大家さんなどに許可を取っておきます。
逆に、auひかりの設備が入っている物件であれば、大家さんや管理会社の許可は不要です。
auひかりの開通工事の内容
auひかりの工事はホームタイプ(戸建て)かマンションかで内容が違ってきます。
戸建ての場合は物理的な光ファイバーの引き込み工事が必要ですが、マンションタイプでは配線方式によっては工事不要で開通する場合もあります。
戸建ての工事内容
auひかり戸建てタイプの工事内容
- 電柱から自宅の外壁まで光ファイバーを引込む
- 光ファイバー引込み口まで外壁に沿って固定していく
- 引込み口から光ファイバーを宅内に引込む
- 光コンセントを設置してONUと接続
基本的な工事は上記の4ステップで完了し、工事時間は1〜2時間と見ておきましょう。
なお、宅内に光ファイバーを引込む方法は次の3通りあります。
光ファイバーの引込み方法
- 電話の配管を利用して引込む
- エアコンダクトを利用して引込む
- 壁に穴を空けて引込む
通常光ファイバーの引き込みは、電話の配管を利用して行われます。
まれに電話の配管が利用できない場合、エアコンのダクトを使うことも考えられるでしょう。
電話の配管もエアコンのダクトも両方使えない場合、壁に穴を空ける可能性もあります。
しかし、壁の穴空けが必要になるケースは非常にまれで、ほとんどの場合、電話の配管かエアコンのダクトで済みます。
マンションの工事内容
auひかりマンションタイプの工事方法
- マンションの共有部分(MDF室)から部屋への配線を行う
- 室内に配線を引込む
- 引込み口に光コンセント設置(光配線方式の場合)
- ONUやVDSL機器を設置
auひかりマンションが申込みできる物件では、共有部分への機器設置や基本的な配線は済んでいることも多くなります。
一通りの工程が必要な場合は1〜2時間の工事ですが、宅内作業だけで済むなら30分程度で終わることも。
また、別記事『auひかりはマンション工事で立会いは必要?』でも解説している通り、VDSLやLAN配線方式の場合、工事は不要です。
その他、光配線方式でも光コンセントがすでに壁に設置していある物件であれば、簡単な疎通確認だけで完了することもあるでしょう。
アパートの工事内容
アパートは世帯数や契約するプランによって、工事内容が異なります。
アパートで行われる主な工事パターン
- auひかりホームを契約して戸建と同じ直接配線
- 共有部分(MDF)から電話配管を通すマンションタイプと同じ配線
- 共有部分(MDF)から外壁を通して各部屋へ配線
アパートのような小規模の集合住宅だとauひかり自体対応してない場合があります。
しかし、未対応の物件であってもauひかりホーム(戸建てタイプ)を導入することは可能です。
auひかりホームをアパートに導入する場合、戸建てタイプと工事内容に違いはありません。
ただ、工事前に必ず大家さんに許可を取っておく必要があります。
また、アパートの場合、auひかりマンションミニに対応している場合もあります。
基本的にマンションタイプと同じ工事と同じで、MDFから電話配管を使って光ファイバーが引き込みされます。
マンションミニに対応しているアパートであれば、大家さんに許可を取る必要はありません。
auひかりの工事費はいくら?無料になる仕組みを解説
auひかりの工事費はホーム(戸建て)で41,250円、マンションでは33,000円です。
また、工事費とは別に新規登録料が3,300円かかります。
コース | 工事費 | 分割払い |
---|---|---|
auひかりホーム | 41,250円 | 628×60回 |
auひかりマンション | 33,000円 | 1,434円×24回 |
ただ、この工事費ですが、割引で実質無料になります。
auひかりの戸建てタイプで工事費を無料にするためにはauひかり電話の申し込みが必要です。
戸建のauひかり工事費
auひかりの戸建の工事費は、一括払いと60回の分割払いから好きな方を選べます。
戸建の工事費
- 一括:41,250円
- 分割:628円 × 60回
- 新規登録料:3,300
なお、工事費に関しては、ネット+電話で契約すれば「初期費用相当額割引」で相殺できます。
電話オプションはauスマートバリューを利用するために必須なので、ほとんどの方は初期費用相当額割引が適用されると考えて良いでしょう。
初期費用相当額割引
割引額:628円 × 60回
※月額料金からの割引
分割払いの工事費も割引も毎月の利用料金と一緒に清算されます。
そのため、工事費を分割払いにして60ヶ月以内にauひかりを解約すると、分割払い終了までは工事費の請求が残ってしまうことに注意しましょう。
また、auひかりの工事費相当額の割引を受けられる窓口についても参考にしてください。
マンションのauひかり工事費
auひかりのマンションの工事費は、一括払いと24回の分割払いから好きな方を選べます。
マンションの工事費
- 一括:33,000円
- 分割:1,434円×24回
- 新規登録料:3,300円
auひかりマンションタイプでは工事費の分割払いと同額の初期費用相当額割引が受けられるので、工事費は実質0円と考えてください。
初期費用相当額割引
割引額:1,434円×24回
※月額料金からの割引
ただ、あくまで月額料金から24回の割引が受けられるもので、工事費自体が0円になるわけではありません。
標準プランで契約自体に2年縛りがない場合でも、2年以内に解約すると損をしてしまうので気をつけてください。
アパートのauひかり工事費
アパートのauひかり工事費は、マンションと同じ金額です。
アパートの工事費
- 一括:33,000円
- 分割:1,434円×24回
- 新規登録料:3,300円
一括払いでも24回の分割払いでもOKで、さらに初期費用相当額割引も適用されます。
ただ、アパートにauひかりホームを引込む場合の工事費は戸建と同じになるので注意しましょう。
auひかりの工事費相当額の割引を受けられる窓口は?
前述した通り、auひかりの工事費は戸建て、マンション・アパートに関わらず高額ですが、『初期費用相当額割引』を適用することで、実質無料にすることができます。
では、工事費を無料にできる割引はどこの窓口からauひかりを申込めば適用されるのでしょうか。
じつは、初期費用相当額の割引はauひかり公式サイトやプロバイダ、代理店といったどんな窓口から申込んでも適用されます。
そのため、auひかりを申し込んだ時点で対象外になることはありません。
ただ、窓口によって工事費の割引以外に追加で現金キャッシュバックや月額料金の大幅割引を実施しているケースがあるので、窓口選びは重要になってきます。
ここでは2024年11月現在、もっともお得な追加キャッシュバックや、大幅割引を実施している窓口を紹介します。
キャンペーン | ||
---|---|---|
So-net公式 | 総額132,836円割引 | 詳細 |
NNコミュニケーションズ | 最大47,000円 キャッシュバック |
詳細 |
アシタエクリエイト | 45,000円 キャッシュバック |
詳細 |
▼auひかりキャンペーンに関する関連記事
【月額料金大幅割引】So-net公式キャンペーン
| |||||||||||||
auひかりには8社の提携プロバイダが存在しますが、So-netはauひかりユーザーの6割が使用しているほど人気のプロバイダです。 『auひかりでSo-netのキャンペーンは本当にお得?』でも解説していますが、So-netは自社の 公式ページ で、月額料金の大幅な割引キャンペーンを実施しています。
キャッシュバックキャンペーンのように現金で受け取ることはできませんが、割引の総額は戸建て…132,836円、マンション…71,631円にもなります。 一般的なauひかり代理店で貰えるキャッシュバックが30,000~40,000円程度(有料オプション未加入の場合)なので、So-net公式キャンペーンで割引を受けた方がお得と言えるでしょう。 「少しでも毎月の支払いを安くしたい!」、「キャッシュバックの受け取り手続きが面倒!」という方には、非常におすすめのキャンペーンです。 また、代理店ではなく契約先となるプロバイダ公式のキャンペーンになるため、代理店でよくあるトラブルなどを避けることができます。 |
【キャッシュバック】NNコミュニケーションズ
| |
NNコミュニケーションズは、auひかりの代理店で唯一KDDIから10期連続で表彰を受けているほ信頼度の高い代理店です。 NNコミュニケーションズでネット+電話を申し込んだ場合、初期費用相当額の割引が受けられるのはもちろん、追加で47,000円のキャッシュバックをプレゼントしてくれます。 auひかりの代理店には、10万円を超えるキャッシュバックを宣伝している窓口もありますが、有料オプションを複数加入させるなど結果的に損をしたり、トラブルになるケースがほとんどです。 そのなかでNNコミュニケーションズは、ネット+電話以外の条件が付いていないため、最終的に損をしてしまう心配がありません。 また、悪質な代理店ではキャッシュバックの受け取り手続きを複雑にしたり、受け取り時期が極端に遅かったりと加入者の加入者の受け取り漏れを狙っているケースもあります。 一方、NNコミュニケーションズでは受取りに関する手続きはほぼ無く、振り込みもauひかりが開通した翌月で非常に早いため、ネット回線を初めて契約する方にも安心です。 ただ、1点だけ欠点として受け取れるキャッシュバックはNNコミュニケーションズからと、プロバイダからの提供に分かれています。 そのため、一括でキャッシュバックを受け取りたい方は アシタエクリエイト などの代理店がおすすめです。 |
キャッシュバックが早い?NNコミュニケーションズの評判を比較検証
【キャッシュバック】アシタエクリエイト
auひかりの開通工事の注意点
続いてauひかりの開通工事に関連した注意点をお伝えします。
多くの方が注意しておきたいものも一部の方しか該当しないものもありますが、auひかりの工事日を迎える前にチェックしておいてください。
大家の許可がないと工事できない場合がある
先にも触れていますが、お住いの住居によっては大家さんや管理会社へ時前に許可がいる場合があります。
大家や管理会社の許可がいる工事
- 賃貸での戸建て住宅
- auひかりの設備が入っていない集合住宅
auひかりホームでは光ファイバーを宅内に引き込むので、賃貸住宅の場合、大家さんに許可が必要です。
また、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、auひかりの設備が入っていない場合、auひかりホームの導入が可能です。
この場合も、大家さんや管理会社に許可が必要となります。
もし許可なく上記の工事を行うと、退去時の原状回復で高額な請求を受ける可能性がありので注意が必要です。
逆に、マンションなどにauひかりの設備がすでに入っている場合、特に許可は必要ありません。
そのまま、auひかりに申し込みしましょう。
自宅が工事不要でも通常通りの工事費が発生
賃貸マンションで前の居住者がauひかりを利用していた場合など、状況によってはauひかりの開通工事なしで利用開始できることがあります。
しかし、NTT局舎内での切替工事など、目に見えないところでの作業は発生しています。
また、auひかりの基本的な工事は実費に関わらず一律料金です。
そのため、自宅での工事がなくても通常通り工事費が発生することに注意しましょう。
初期費用相当額割引を受ければ新規登録料の3,300円だけになりますが、途中解約すると工事費の残債が残ってしまいます。
自宅での工事がなくても、戸建は60ヶ月間、マンションは24ヶ月間は解約しないようにした方が良いでしょう。
ホームタイプは解約時に撤去工事費が発生
2018年3月以降にauひかりホームを新規で利用開始した方は、解約時に撤去工事が必須となります。
撤去工事は一律で31,680円の撤去工事費がかかるので注意しましょう。
これは、auひかりを契約する物件ではなくプランに依存するので、マンションでauひかりホームを契約した方も対象です。
撤去費用が発生する理由は、単純に設備を残すと維持費が必要になるからです。
auひかりはもちろん、フレッツ光やNURO光などの回線事業者は、利用者がいつでもインフラを使えるように保守する義務があります。
そのため、契約者がいない光ファイバーも定期的に整備しておかないといけません。
しかし、KDDIが設置している光回線はauひかりでしか利用できないのが現状です。
マンションタイプなら1人が解約しても、他の利用者がいるか今後利用者が増える可能性があるために撤去しなくても問題ありません。。
一方、auひかりホームは利用している世帯が解約したら、その後利用される可能性は極めて低くなります。
この違いがあるため、auひかりホームは解約時の撤去が必須となっています。
キャンセル料が発生しないのは工事前まで
auひかりの利用開始前にキャンセルしたくなった場合は、必ず開通工事が行われる前日までに手続きを行いましょう。
もし工事が完了した後にキャンセルする場合、auひかりを全く利用しなくても工事費が発生してしまいます。
また、先にお伝えしたauひかりホームの場合、開通後のキャンセルは撤去費用も必要になります。
開通工事完了=利用開始の扱いとなるので、標準プラン以外は違約金も発生してしまいます。
そのため、auひかりを契約した後に、何かしらの事情でキャンセルする場合は工事前に手続きを行いましょう。
自分の都合で工事できない場合は費用が発生する可能性がある
auひかりの工事当日に、不在等のこちらの手違いで工事が完了できない場合は、着工しなくても費用が発生する可能性があります。
利用者都合で工事不能な例
- 工事業者が来た時に不在で連絡が取れない
- モジュラージャック等、引き込み箇所に重い家具があって着工できない
- 大家の許可が必要な工事だが、許可が取れていない
これは、開通工事に来るのはKDDIから依頼を受けた下請け業者が実際の工事を行うためです。
特に不在かつ連絡が取れずに工事できないのは、明らかに利用者側の過失と言えます。
工事に来る事業者によっては不問にしてくれることもありますが、一般的な電気工事の出張料は作業内容に関わらず10,000円前後です。
上記のような理由で着工できなかった場合は、KDDIを通して請求される可能性もあるので、auひかりの工事日は確実に家にいるようにしましょう。
工事日調整で伝えられる時間はあくまで目安
auひかりの工事日程を決める際は「9:00〜12:00」といった具合に、時間に幅を持たせて工事予約が行われます。
この予約時間を見ると、工事が9時に始まり12時に終わると感じてしまいます。
しかし、工事予約で決めるのは工事業者が訪問する時間の目安です。
工事予約が9:00〜12:00なら、「9時から12時の間のどこかで訪問します」という意味で捉えておきましょう。
もし12時ギリギリの訪問になると、工事完了は13〜14時頃になります。
工事日当日は工事時間直後の予定は空けておいて、工事開始が遅くなっても対応できるようにしておきましょう。
固定電話をMNPする場合、電話の開通は1〜2週間遅れる
フレッツ光のひかり電話や加入権電話(アナログ電話)からauひかり電話に番号ポータビリティをする場合、電話の切り替え手続きはauひかりの通信が開始されてから行われます。
具体的には、auひかりが開通した後にホームゲートウェイ等を接続した段階から切り替えが開始されると考えてください。
そのため、電話の開通はauひかりの開通から1〜2週間遅くなります。
また、auひかり電話に切り替えが完了する前に元のサービスを解約すると、電話番号が移行できなくなることにも注意が必要です。
自宅の固定電話を利用している方は、電話の番号ポータビリティ完了までは元のサービスを解約しないようにしましょう。
開通工事の業者に初期設定を頼むのはNG
スマホやパソコンの操作に疎い方は、ネットの初期設定に不安を感じる方も多いです。
中には開通業者にネットの初期設定やスマホのWi-Fi設定を頼む人がいますが、基本的に開通業者は設定関係の手伝はしてくれません。
訪問設定が必要な方は、auひかりの「かけつけ設定サポート」を利用しましょう。
かけつけ設定サポートの料金
- 有線接続での設定:2,200円(通常7,480円)
- 無線接続での設定:5,170円(通常10,450円)
- 追加Wi-Fi設定:3,080円/台
工事日の予約電話が来ない時の問い合わせ先
『工事日を早く予約したいのに電話がこない…』
auひかりの申し込み後、通常であれば1~3週間程度で工事の日程調整に関する電話がKDDIから入ります。
しかし、手続き上の遅延や事前調査等の影響で電話がなかなか来ないケースがあり、特に引越しシーズンなどの繁忙期では多く見受けられます。
電話がなかなか来ない場合、心配な方は下記の窓口に問い合わせると進捗状況を確認することが可能です。
■auひかりホームタイプ
- 関東(栃木県以外)…0120-925-641
- 上記以外の地域…0120-921-928
- 営業時間…10:00~19:00(年末年始は休業)
■auひかりマンションタイプ
- マンションミニギガ以外…0120-911-052
- マンションミニギガ…0120-925-641
- 営業時間…10:00~19:00(年末年始は休業)
なお、上記の窓口は工事日の予約に関する問い合わせだけではなく、工事を延期したい場合、工事をキャンセルしたいときの対応もしてくれます。
auひかりの工事ができないケースとは?
auひかりは、基本的に提供エリアであれば工事が可能です。
ただ、別記事『auひかりの工事ができないケースとは?』でも解説の通り、ごく稀に提供エリアの住所であっても、建物の都合や自宅周辺の環境の影響で申し込み後に工事ができない場合があります。
これは、工事当日に発覚することが多いので未然に防ぐのは難しいでしょう。
万が一、工事当日に発覚した場合、その場でキャンセルを申し出ても違約金などは発生しません。
■auひかりが工事ができない主な例
- 建物に光回線を通す配管がない
- 自宅まで電柱が遠い
- 私有地や国有地をまたぐ
- 電線が地下に埋まっている
- マンション内ですでに利用者が上限に達している
建物に光回線を通す配管がない
マンションでの工事の場合、すでに施設されている多目的配管等を使って宅内まで光回線を引込みます。
ただ、建物によっては多目的配管が施設されていなかったり、老朽化で潰れている事が原因で使用できないことがあります。
戸建の場合、多目的配管が使用できなければ壁に穴をあけたり、他の方法で引込むことができますが、マンションでは必ず管理会社などの許可が必要です。
管理会社などの許可が貰えない場合、工事は難しくなるでしょう。
自宅まで電柱が遠すぎて工事ができない
自宅周辺の環境が原因で工事がすぐにできないケースもあります。
auひかりに限らず、光回線は工事の際に電柱から自宅までケーブルを引っ張ってきますが、電柱が遠すぎたり、そもそも近くに無いといった場合は電柱を増設しなければなりません。
電柱の増設は、KDDIなど事業者側から自治体へ申請して行われます。
自治体の許可が下りて無事に電柱が増設されればauひかりの工事は可能ですが、時間がかかる可能性が高いでしょう。
私有地や国有地をまたぐ
光ファイバーケーブルを引込む際、電柱と自宅の間に私有地や国有地(国道・河川など)をまたいでしまう場合も工事ができないケースの1つです。
私有地や国有地を光ファイバーケーブルがまたぐ場合、私有地なら土地の所有者、国有地なら自治体や行政機関から許可を得なければなりません。
許可がすぐに得られれば特に問題ありませんが、許可を得るのに時間がかかったり、許可を得られないといったリスクのあります。
なお、国有地に関しては回線事業者側で申請を進めてくれますが、私有地の場合は申込者側で許可を依頼される場合もあるようです。
電線が地下に埋まっている
近年、街の景観のために電柱を無くし、電線を地下に埋めている地域が増えてきました。
こういった無電柱化された地域の場合、光ファイバーケーブルも地下に埋められていますが、稀に光ファイバーケーブルが通っていないケースがあります。
auひかりの場合、NTTの光ファイバー(ダークファイバー)を借りてサービス提供されているエリアが存在します。
このようなNTTの光ファイバーエリアであれば、基本的に工事は可能です。
しかし、KDDIが自前で所有している光ファイバーを使うエリアの場合、工事が行えないケースもあります。
特に関東エリアでは、東京電力が提供していたTEPCO光をKDDIが譲り受けた経緯があります。
そのため、関東エリアではKDDI所有の光ファイバーが多く存在し、無柱地帯では工事不可になるケースも考えられます。
どちらにせよ、工事ができるかどうか、実際に申し込みしてみないと分かりません。
マンション内で利用者が上限に達している
マンションでは、建物に設置されているauひかりの設備を全部屋で共有して利用します。
ただ、共有する設備には利用可能な枠が設けられているため、定員オーバーになっている場合は工事ができません。
設備の利用可能な枠は建物によって異なり、部屋数と同じ数のマンションもあれば、部屋数よりも少ないこともあります。
こればかりは申込んでみないと分からない部分になり、万が一、定員オーバーの場合は他の利用者が解約をして設備が空くのを待つ可能性が高いでしょう。