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マンションでauひかりとJ:COMはどっちがいい?評判を調べた結果…
この記事では、マンションにお住まいの方にむけて、auひかりとJ:COMのどちらを契約するべきか徹底的に比較していきます。
auひかりもJ:COMも両方に対応しているマンションでは、どちらを契約するべきか悩む方も多いようです。
とくにインターネットサービスは不動産屋さんや管理会社からすすめられることも多く、「それなら…」とろくにサービス内容を調べず契約してしまうこともあるでしょう。
ただ、使い方によっては言われるがまま契約すると後悔する可能性があります。
この記事では、auひかりとJ:COMどちらがあなたに合っているのか見極めるためにチェックしたいポイントについてまとめました。
auひかりとJ:COMは関連企業!
auひかりとJ:COMを比較する前知識として、両社の関係性を押さえておきましょう。
実は、J:COMを運営する「株式会社ジュピターテレコム」は、au光ひかりを運営するKDDIの連結子会社です。
また、J:COM以外の各地域のケーブルテレビ局の多くは、J:COMの傘下のような状態になっています。
例えば、千葉県松戸市にあったケーブルテレビ局「JCNコアラ葛飾」が「株式会社ジェイコム東葛葛飾」になっているといった具合です。
つまり、J:COMや傘下のケーブルテレビ局は、みんなauひかりの関連企業ということになります。
auひかりでもJ:COMでもauスマートバリュー対応!
auひかりは、KDDIが指定するインターネット契約とauスマホをセット契約することで、スマホ料金が割引される施策です。
多くの方はauひかりでないといけないと思っているようですが、実は関連企業であるJ:COMや他のケーブルテレビ局の契約でもOKです。
つまり、あなたの利用方法がケーブルテレビを契約した方がいい使い方なら、無理にauひかりに拘らなくても問題ありません。
J:COMからauひかりへの乗り換えは違約金補填無し
auひかりでは「auひかり 新スタートサポート」で他社回線からの乗り換えにかかる費用を負担してくれます。
■新スタートサポートの特典内容
- 他社からauひかりに乗り換え時の解約違約金を最大30,000円還元
- 上記回線のauスマートバリューに2回線以上参加で1回線最大10,000円還元
つまり、家族3人でauスマホを使うなら、最大60,000円も還元されます。
仮に違約金やその他の費用で30,000円以上かかったとしても、スマホで還元される分で相殺できるでしょう。
しかし、J:COMやケーブルテレビを利用している方は、この新スタートサポートの対象外となってしまいます。
今、J:COMからauひかりへの乗り換えるを検討している方は、違約金がかかると自己負担になることに十分注意しましょう。
■ここまでのまとめ
- J:COMはKDDIの連結子会社
- auひかりもJ:COMもauスマートバリュー対象
- J:COM→auひかりへの乗り換えはauひかり 新スタートサポート対象外
auひかりとJ:COMの月額料金と速度を比較!
続いてauひかりとJ:COMの月額料金と速度を比較し、お住まいのマンションでインターネットを中心に使うなら、どちらがいいのかチェックしましょう。
auひかりとJ:COMの料金はどっちが安い?
auひかりは、お住まいのマンションによって対応しているプランが異なります。
そのため、月額料金を比較するために、マンションに対応したauひかりの料金プランを確認する必要があります。
お住まいに対応するauひかりのプランがまだわからない方は、先にauひかりの提供エリア確認を行いましょう。
>>auひかりエリア確認方法はこちら
一方、J:COMは速度の違う複数のプランから自由に選べます。
それぞれのプラン内容を確認して、どちらが安いか比較していきましょう。
auひかりの料金プランについて
auひかりの料金プランは、お住まいが対応している配線方式によってプランが決まります。
料金プラン | 16契約以上 | 8契約以上 |
---|---|---|
タイプV/ タイプG(V契約) |
4,180円 | 4,510円 |
都市機構DX※ | 4,180円 | |
タイプG(G契約)※ | 5,390円 | 5,720円 |
都市機構G DX-G | 13,200円 | |
タイプE | 3,740円 | 4,070円 |
タイプF | 4,290円 | |
ギガ | 4,455円 | |
ミニギガ | 5,500円 |
ほとんどのマンションはタイプVが導入され、タイプEやタイプFを利用できるマンションはかなりレアです。
また、UR賃貸マンションは専用プランとなる都市機構が導入されています。
新しい物件や設備投資を積極的に行う物件はギガに対応していることもありますが、総数は決して多くありません。
つまり、ほとんどの方はauひかりは月額4,180円になります。
J:COMの料金プランについて
J:COMが提供するインターネット接続サービス「J:COM NET」は、通信速度によって利用料金が異なります。
コース | 最大下り速度 | 月額料金 |
---|---|---|
320Mコース | 320Mbps | 4,708円 |
1Gコース | 1Gbps | 5,258円 |
なお、別記事「 J:COM NET・J:COM NET光の提供エリアは狭い?検索や確認方法を徹底解説」で詳しく解説していますがJ:COMの1Gコース、5Gコース、10Gコースは、対応している事業所管内でしか利用できません。
参考として、1Gコース対応の事業所は次の通りです。
地域 |
1G対応 J:COM事業所 |
---|---|
関東 |
|
北海道 |
|
九州 |
|
関西 |
|
上記の事業所管内で、かつマンションに設備が整っている物件となると限られてしまいます。
そのため、1Gコースに対応しているマンションは、auひかりマンションギガより遥かに少なく、対応していたらラッキーです。
また、別記事「 J:COMの次世代 AI Wi-Fiがけっこう凄い!話題の最新テクノロジーを調べてみた」で詳しく解説しているように、320Mコース以上であれば「AI搭載の次世代Wi-Fi」が付いてきます。
結論:月額料金はauひかりの方が安い!
ここまで見てきた通り、1ギガ対応の場合も非対応の場合も、auひかりの方が料金が安いとわかりました。
auひかり | J:COM NET | |
---|---|---|
1ギガ対応プラン |
|
|
1ギガ非対応プラン |
|
|
毎月の料金を重視して選ぶなら、auひかりの方が良いでしょう。
auひかりとJ:COMの速度はどっちが速い?
料金の比較ではauひかりの方が安いことがわかりました。
続いてauひかりとJ:COMの速度をSNS上の口コミも見ながら比較しましょう。
ギガ対応なら速度はそこまで変わらない
サービス | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
auひかり | 最大1Gbps | 最大1Gbps |
J:COM | 最大1Gbps | 最大100Gbps |
auひかりもJ:COMも、ギガ対応のプランの下り速度は同じ最大1Gbpsです。
ただ、J:COMの1Gコースは上り速度が最大100Mbpsであることに注意しましょう。
アップロード速度を重視する使い方なら、auひかりを選んだ方がいいかもしれません。
auひかりを選んだ方がいいのは…
- YouTubeやSNSに動画を投稿したい方
- DropboxやGoogle Driveにたっぷりデータを預けたい方
また、SNSで速度測定結果の公開をしている方を見ると、下りの実効速度はauひかりもJ:COMも同程度です。
上り速度を気にしないなら、auひかりとJ:COMはどちらを選んでも問題ないでしょう。
ただ、Webサイトの閲覧だけでも、HTTPリクエストの送信(アップロード)が必要です。
別記事「 J:COMとauひかりを完全比較!料金から速度、デメリットまで丸ごと解説」でも解説している通り、総合的な通信速度を見るなら、上りも最大1Gbpsになるauひかりの方がいいでしょう。
ギガ非対応のマンションならauひかりの方がいい!
ギガ対応ならどちらも快適に使えるとお伝えしましたが、auひかりもJ:COMも、ギガ非対応のマンションの方が多くなっています。
また、ギガ非対応のマンションでは、auひかりは最大100MbpsのタイプVが主流です。
そのため両者のプランを比較するとJ:COMの方が高速です。
下り速度 | 上り速度 | |
---|---|---|
auひかり タイプV タイプG(V契約) |
最大100Mbsp | 最大35Mbps タイプG(V契約)は 最大100Mbps |
auひかり タイプG(G契約) |
最大664Mbps | 最大166Mbps |
J:COM 320Mコース |
最大320Mbps | 最大10Mbps |
しかし、SNSでの口コミでは、auひかりのタイプVとJ:COMの320Mコースは大きな速度差が無いように見受けられます。
auひかりのVDSL、この時間でもこのとおり✌️
— こいち (@wkoichi) October 10, 2019
上りが何故か最大速度であるはずの35Mbpsを超えているのが相変わらず謎。 pic.twitter.com/UlASVFHaR7
比較用
— れいん㌠ (@akanelove_rain) June 17, 2019
現在j:com 320Mプラン pic.twitter.com/CVDGRxrmSf
こうして口コミを比較すると、auひかりのタイプVでもJ:COMの320Mコースでも、下り速度にはそれほど違いはありません。
なお、auひかりのタイプVが導入されている物件は、今後タイプGが提供される可能性が高いといえます。
タイプGはタイプVと同じ電話線を利用した配線方式です。
しかし、新しいG.fastという通信規格に対応したことで、下り最大664Mbpsと光回線に近い速度を実現。
同じ配線で利用できるプランなので、提供エリアが拡大されれば確実にauひかりの方が早くなります。
VDSL物件でネット激遅でしたがauひかりタイプGだと速くなると聞き乗り換えました。月600円高くなるけどこの速さなら満足!! pic.twitter.com/VhyJZEvizR
— 考えすぎなねこちゃん@ADHD (@ADHD21451770) August 3, 2022
口コミでも、タイプGは光並みに速い測定結果が出ています。
現状auひかりがギガやタイプGに非対応の物件でも、先々を見越して契約するならauひかりを選んだ方が良いでしょう。
結論:速度を重視するならauひかりがおすすめ!
ここまでの速度の比較しましたが、普通に使うならauひかりもJ:COMも同じくらいの速度で使えることがわかりました。
ただ、それぞれauひかりの方が優位な点があります。
auひかりが優位な点
- ギガ:auひかりは上り速度も最大1Gbpsで総合的に速い
- ギガ以外:auひかりに最も多いタイプVは、今後タイプGが拡大すれば超高速になる
この違いがあるので、速度を重視する方はauひかりの方がおすすめです。
料金と速度比較まとめ
- ギガ対応・非対応に関わらず月額料金はauひかりが安い
- ギガ対応プランなら、下り速度はauひかりもJ:COMも同じ最大1Gbps
- ギガ非対応プランならauひかりのタイプVとJ:COMの320Mコースの実効速度は同等
- auひかりのタイプVなら、今後より速いタイプGの導入が期待できる!
auひかりとJ:COMのキャンペーン比較
続いてauひかりとJ:COMのキャンペーン・特典を見ていきます。
回線 | auひかり | J:COM |
---|---|---|
最大還元額 |
|
|
適用時期 | 開通翌月 | 開通翌月 |
その他の特典 |
|
|
公式サイト | So-net | J:COM公式サイト |
後述していますが、auひかりは申し込み窓口の豊富さと特典の豪華さが魅力です。
一方、J:COMは公式キャンペーンのみで、auひかりと比較すると少し弱いと感じてしまうかもしれません。
auひかりのキャンペーン特典は高額特典が豊富!
auひかりはKDDI公式だけでなく、数多くの代理店やプロバイダから申し込めるネット回線です。
代理店のキャンペーンはキャッシュバックが多く、人気の代理店では4万円以上のキャッシュバックがもらえます。
KDDI公式ページでは、キャッシュバックなど特典は実施されていないため、高額な特典を受け取れる窓口を選ぶと良いでしょう。
ただ、別記事『auひかり高額キャッシュバックのワナ!』でも解説している通り、代理店には悪質な条件を設けている窓口もあるので慎重に選ぶようにしてください。
なお、auひかり対応プロバイダの1つである So-net は、17,222円のキャッシュバックに加え、2年~3年に及ぶ月額料金割引を実施していて、毎月の料金を抑えたい方にはピッタリです。
窓口 | キャンペーン内容 |
---|---|
So-net |
|
NNコミュニケーションズ |
|
株式会社NEXT |
|
先に解説した通り、auひかりは月額料金もJ:COMより安いのに、さらにキャンペーンで高額還元されるのは嬉しいポイントでしょう。
もっともおすすめなのはSo-netからの申し込み
J:COMはネットのみではキャンペーンが少ない
J:COMはauひかりのような代理店窓口ではなく、直接 J:COMの公式サイト から申し込めます。
そのため、J:COMでは公式キャンペーンや特典しか利用できず、auひかりよりお得感は少なくなるでしょう。
また、もともとJ:COMはテレビ中心のサービスであることから、ネットのみで利用できるキャンペーンはごく僅かです。
J:COM NETのキャンペーン
- 3~6カ月の割引
- 10,000円のキャッシュバック
- 基本工事費実質無料
- WEB限定スタート割・WEB得
- 年齢による割引あり その他、多数
基本工事費実質0円キャンペーンについて
基本工事費0円キャンペーンは、J:COM NETの新規開通工事費が無料になるキャンペーンです。
J:COM NETだけでなく、テレビや電話セットでも工事費は実質無料になります。
細かい条件はあるにはありますが、基本的には実質無料になると思って良いでしょう。
J:COMの工事費は集合住宅で18,480円かかります。
それを12回、または24回払いで支払うのですが、同等額は毎月の請求から割引される仕組みです。
- 1,400円(1,540円(税込))×12カ月間の割引
- 700円(770円(税込))×24カ月間の割引
※2年契約の場合
WEB限定スタート割
WEB限定スタート割とWEB得は、WEB経由で申し込みを行った場合に適用されるキャンペーンです。
適用条件はどちらも同じなので、確認していきます。
- WEB限定スタート割
対象プランへの申し込みで集合住宅で最大15,774円割引(3ヶ月で)
3か月間とはいえ、かなり大きな割引額だと言えるでしょう。
■キャンペーン比較まとめ
- auひかり(So-net) なら開通後に総額132,836円の割引が自動適用
- J:COM は最大15,774円割引
- 対象者にはU26割や学割もあるが、月額料金も考慮するとauひかりのキャッシュバックの方がお得か
ここまで解説してきた料金や速度、キャンペーンの比較を総合的に見て、インターネットを中心にお得に利用するならauひかりを選んだ方が良いでしょう。
ネット+地デジならJ:COMの方がいい!
ここまでインターネットの料金・速度を中心に比較したため、J:COMよりauひかりの方がおすすめだとお伝えしました。
しかし、ネットだけでなくテレビも一緒に契約したい方は、J:COMを選んだ方がいいでしょう。
■地デジ視聴にJ:COMを選ぶ理由
- auひかりは地デジサービス無し
- J:COMはネット+テレビ等、複数サービスでセット割引がある
auひかりにもテレビサービスのオプションはありますが、スカパーやひかりTVのような専門チャンネルの視聴サービスのため、地デジは視聴できません。
特にフレッツ光や光コラボのテレビサービスを利用している方は、auひかりに乗り換えると地デジ・BSが視聴できなくなってしまうので要注意です。
J:COMなら、どのテレビプランを選んでも、地デジ・BSが視聴できるようになります。
- ネットだけでなく地デジも必要
- 地デジ・BSだけでなく様々な番組が見たい
こうしたテレビサービスが必要な方は、J:COMでまとめて契約した方がお得に使えるでしょう。
auひかりの提供エリア確認について
最後にauひかりの提供エリア確認の流れを解説します。
auひかりとJ:COMを比較して選ぶには、お住まいのマンションにauひかりのどのプランに対応しているかが重要です。
お住まいの対応状況がわからない方は、ここで一緒にチェックしていきましょう!
提供エリアの確認手順
- auひかりのエリア確認ページにアクセス
- 「マンション・アパートなど」を選択
- 郵便番号を入力
- 「エリアを確認する」をタップ
- お住まいの住所をタップ
- お住まいの物件名をチェックして「次へ」をタップ
- 表示された対応サービス名をチェック
最後の画面でauひかりのプラン名が表示されれば、お住まいのマンションはauひかりに対応しています。
特にマンションタイプギガやタイプGに対応していれば、超高速で快適なネット環境が約束されたと言っても過言ではないでしょう。
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auひかりとJ:COMのマンションプラン比較まとめ
今回はマンションで利用する場合に、auひかりとJ:COMのどちらが良いのかを比較していきました。
auひかりの方が料金も安く速度も快適で、さらにキャッシュバックでお得に契約できます。
そのため、ネット契約だけが目的なら、auひかりを選ぶほうがおすすめです。
一方、J:COMはネットだけでなくテレビも必要な方におすすめです。
今回の解説を参考に、ネットだけなら auひかり 、テレビも必要なら J:COM もぜひ検討してください。