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auひかりマンションの速度が遅くなる理由|契約後に後悔しないために
auひかりは、戸建て住宅向けのホームタイプと、集合住宅向けのマンションタイプの2種類のプランが存在します。
マンションタイプの場合、他の住人と光ファイバーを共有してインターネットを利用するため、速度が遅くなってしまうのを心配している方も多いでしょう。
このページではauひかりマンションタイプでの速度や料金について詳しく解説します。
なお、auひかりのマンションタイプにはタイプVやタイプGなど様々なプランがあります。詳しいプランの内容についてはauひかりをマンションで申し込む際のポイント をご覧ください。
マンションプランは光回線を共有して利用する
光ファイバーを使ったインターネットは、基本的に1本の回線を最大で32人で分割して利用します。
しかし、マンションなどの集合住宅では、すでに32人で分割された回線を、さらに同じ集合住宅の住人たちと共有しなくてはいけません。
このように、電柱上ですでに分割済みの回線を、さらに集合住宅で分割して利用するため、戸建てタイプに比べると速度が出にくくなります。
マンションタイプの回線速度は10分の1
auひかりに限らず、マンションタイプはマンション全体で回線を共有するため、最大速度が制限されてしまいます。
auひかりのマンションタイプでは最大速度は1Gbpsではなく100Mbpsです。
1Gbpsが1,000Mbpsなので、100Mbpsは1Gbpsの10分の1のため、戸建てタイプに比べるとかなり速度が遅く感じるかもしれません。
マンションでも速度重視の方はマンションギガ
auひかりのマンションタイプは、基本的に100Mbpsが最大速度となっているため、どうしても戸建てタイプよりも速度が遅くなるのがネックです。
しかし、お住まいの集合住宅がauひかりのマンションギガまたはマンションミニギガに対応している場合、戸建てタイプと同じく最大1Gbpsでインターネットが楽しめます。
プラン | 速度 | 料金 |
---|---|---|
マンションギガ | 1Gbps | 4,455円 |
マンション ミニギガ |
1Gbps | 5,500円 |
従来のマンションプランは、共用部まで引き込んだ光ファイバーを、既設の電話線を活用して各部屋に配線していました。
しかし、マンションギガでは建物共有部から各部屋に至るまで、光ファイバーで配線するため、従来のマンションプランよりも速度が出やすいのが特長です。
ただし、月額料金が4,455円と、マンションプランとしては高額のため、速度よりも料金を重視したい方にはあまり向かないでしょう。
auひかりに限らず、光ファイバーのマンションタイプは集合住宅の管理会社と回線事業者との交渉で導入タイプが決まります。
そのため、自分で好きなタイプを選べるわけではなく、希望している料金プランを選べない可能性があると認識しておきましょう。
auひかりマンションタイプギガって微妙なの?プランの全容を徹底解説
ミニギガは適用条件が若干厳しい
auひかりの1ギガ回線として、マンションミニギガがあります。
マンションミニギガは、3階建て以下で総戸数8戸以上のマンションなどにお住まいの方が対象となっており、マンションギガに比べると若干条件が厳しいのが特徴です。
また、マンションギガに比べると料金が1,045円高くなるため、月額料金だけ見ればマンションギガのほうが良いと感じる方もいるでしょう。
しかし、マンションミニギガは集合住宅の共用部を通さず、自宅に直接光ファイバーを引き込んでいるため、速度が安定しやすいメリットがあります。
マンションでも速度を重視したい方で、条件を満たす集合住宅にお住まいの方にオススメのプランです。
マンションミニギガについて詳しく知りたい方は、auひかりマンションミニギガの注意点はココ!をご覧ください。
マンションタイプは速度は遅いけど料金は安い
このように、auひかりのマンションタイプでは、マンション全体で回線を共有したり、最大速度が100Mbpsに制限されるなどの理由により、 戸建てタイプと比べると速度が出にくいのがネックです。
しかし、速度が遅いぶんauひかりのマンションタイプの場合、戸建てタイプと比べると月額料金が低く設定されています。
サービスプラン | 月額料金 | |
---|---|---|
VDSL 100Mbps | 8契約以上 | 4,510円 |
16契約以上 | 4,180円 | |
LAN配線 100Mbps | 8契約以上 | 4,070円 |
16契約以上 | 3,740円 |
このように、戸建てタイプと同じ最大1Gbpsのマンションギガとマンションミニギガ以外は、最大100Mbpsと低速回線のため、月額料金を安く利用できます。
「速い回線は必要ないけど安く使いたい」という方にはピッタリのプランでしょう。
マンションタイプのプランごとの詳細については、auひかりのマンションプランの料金や未対応だった時の対処をご覧ください。
【auひかりの料金を徹底解説】プランによっては解約金が発生!?
速度が遅いときはどうする?確認したいポイント
auひかりに限らず、光回線はベストエフォース型のサービスです。
ベストエフォースとは、「最大速度を実現できるように努力する」といった意味で、必ずしも最大速度出るわけではありません。
また、提示されている最大速度は、周辺機器や利用環境などの条件が最適であるときのものなので、お住まいの地域や建物によっては、思ったよりも速度が出ないケースもよくあると言えるでしょう。
そこで、少しでも速度を上げるためにチェックしておきたいポイントをご紹介します。
周辺機器の再起動を試してみる
まずは、Wi-Fルーターやホームゲートウェイなどの周辺機器の再起動を試してみましょう。
ルーターなどの周辺機器は、電源の入り切りをする必要がほとんどないため、基本的にずっと点けっぱなしのご家庭も珍しくありません。
長時間点けたままにしていると、熱暴走による速度の低下が起こりやすくなってしまいます。
一度電源を切ると、それらの不具合もリセットされるため、通信速度が速くなる可能性があるのです。
多くの場合、Wi-Fiルーターなどには電源ボタンが付いていないため、電源コードを直接抜き差しするだけで問題ありません。
Wi-Fiルーターやケーブルの規格を見直す
もし電源の再起動を試しても改善されないのであれば、ルーターやケーブルの規格が古い可能性があります。
いくら回線速度が速い光回線を利用していても、実際の速度は機器側に依存するため、自宅の機器が最新のものでなければ、当然速度は出ません。
とくに、auひかりはレンタルされるWi-Fiルーターが最新規格のものでないケースもあるため、もし余裕があれば最新型のものを購入しておくと良いでしょう。
ルーターの種類などの詳細についてはWi-Fiルーターの最低限必要な知識と通信速度を参考にしてください。
また、接続に利用するケーブルによっても速度が変わってきます。
ケーブルの速度は、それぞれに割り当てられたカテゴリによって変わるため、ご自宅の通信規格に適した種類のケーブルを用意するのが大切です。
通信規格 | 対応LANケーブル | 最大通信速度 |
---|---|---|
10BASE-T | カテゴリー3以上 | 10Mbps |
100BASE-TX | カテゴリー5以上 | 100Mbps |
1000BASE-T | カテゴリー5e以上 | 1Gbps |
10GBASE-TX | カテゴリ6以上 | 10Gbps |
対応するケーブルは接続する機器によって変わりますが、カテゴリに記載されている数字が大きいほど、速度が上がります。
カテゴリは、ご自宅で使っている通信機器によって適したものが変わるため、まずはそれぞれの通信機器を確認してみましょう。
もし適したものを選べるか不安な方は、使っている機器の機種名や型番を控えておき、家電量販店などで相談してみると確実です。
LANケーブルで回線速度が変わる!?器具で変わる速度を徹底解説
無線でつなげているなら有線接続に切り替えるのも効果的
パソコンやゲーム機などをWi-Fiで接続しているのであれば、有線接続にしてみるのも効果的です。
無線接続は非常に便利ではありますが、壁や家具といった周囲の環境に影響を受けやすく、最大限まで速度が出づらくなるデメリットがあります。
有線で直接つないで接続すると、周囲の影響を受けずにネットに接続できるため、これまでよりも速度が上がる可能性があるのです。
とくに、FPSなどの速度が求められるゲームをしている方や、大容量のデータをやりとりすることが多い方であれば、無線ではなく有線で接続してみると、速度が改善されるかもしれません。
利用する時間帯に原因がある場合も
マンションでは、多くの場合で1本の光ファイバーを複数の契約者で共有して接続します。
そのため、利用者が増える土日や祝日・夜などの時間帯は、速度が出づらくなりやすいです。
もし時間に余裕があるのであれば、混雑しにくい平日の昼間にデータのダウンロードを行うなど、速度が落ちやすい時間帯を避けてインターネットを利用すると良いでしょう。
速度に満足できなければNURO光がおすすめ
マンションなどの集合住宅に住んでいる場合、導入できるインターネットサービスは導入設備や仕様に依存するため、好きなプランを選べないケースがほとんどです。
仮に、速度が速いマンションギガなどに申し込み希望であっても、お住まいの集合住宅が対応していなければ契約できません。
そんなとき、ある程度の導入条件を満たせるならNURO光がおすすめです。
NURO光はソニーグループのプロバイダであるSo-netが提供しているサービスで、家庭用インターネットとしては世界最速と言われています。
また、速度が速いだけでなく、プランによってはauひかりよりも安く利用できるため、近年注目されているインターネット回線のひとつです。
NURO光 | auひかり | |
---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | 5,390〜5,610円 |
最大速度 | 2Gbps | 1Gbps |
詳しくは、auひかりとNURO光の比較をご覧ください。
NURO光の速度は最大2Gbps
一般的に日本のインターネットの最大速度は、どんなに速くても最大1Gbpsです。
これは、一般的な回線事業者で利用されている技術規格が1Gbpsまでしか対応していないため、1Gbpsまでしか速度でサービス提供ができないのが大きな理由でしょう。
しかし、NURO光では日本で一般的に使われていない新しい技術を使うことにより、最大2Gbpsの回線速度を実現させました。
イギリスに本社を構える情報技術専門の市場調査会社、Ovumの調べによると2024年現在、NURO光が世界で最も速い家庭用インターネットサービスだと公表されています。
NURO光の大きな特徴として、マンションで使っても戸建てで使っても回線速度が変わらない点が挙げられるでしょう。
auひかりの場合、マンションタイプでは回線速度が100Mbpsに制限されますが、NURO光にはこのような速度制限は存在しません。
そのため、集合住宅であっても最大2Gbpsの高速回線を利用できるのです。
NURO光は提供エリアが狭い?
NURO光は速度も速く、月額料金も安いため、人気を集めている回線ですが、提供エリアが狭いのがネックです。
NURO光は、2013年に始まったばかりのサービスで、日本全国で利用できるわけではありません。
NURO光の提供エリア
- 北海道…石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、札幌市、千歳市
- 関東…茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、栃木県
- 東海…愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
- 関西…大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
- 中国…広島、岡山
- 九州…福岡県、佐賀県の一部
2019年には北海道と九州の一部エリアでも利用できるようになりましたが、まだまだ未提供エリアのほうが多い状況です。
そのため、NURO光を使いたくても対応していないという方が多いのが現状でしょう。
さらに、NURO光のマンションプランである「NURO光 for マンション」はさらに条件が加えられ、NURO光の設備が集合住宅内に導入済みである必要があります。
もし導入されていない場合、NURO光の契約希望者を4人以上集めて申請しなくてはいけないため、すぐにインターネットを利用したい方は利用できない可能性もあるでしょう。
詳しくはNURO光のマンションでの導入条件で解説していますので、あわせてご覧ください。
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