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auひかりのポート開放の手順|ホームゲートウェイBL900HWで解説
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ポートとはパソコンやネットワーク機器が外部とデータ通信を行うための、出入り口のようなものです。
普通にインターネットやメールをしているだけであれば、気にする必要はありません。
しかし、オンラインゲームや、一部のアプリケーションを使用する場合、このポートが閉じられていると 正常に通信が行えない場合があります。
ここでは、auひかりのポート開放の方法について解説します。
ポート開放とは?どんなときに必要?

ポート開放の正式名称は「ポート転送設定」といいます。
通常、何も設定を行っていない状態では、ポートはルーターなどのネットワーク機器によって閉じられています。
これは外部からの不正なアクセスを防ぐため、「ポートフィルタリング機能」というもので制限をかけてセキュリティを強化しているからです。
現在、ほとんどのインターネットでは常時接続があたりまえになっているため、 プロバイダや回線事業者がONUやルーターを提供し、インターネットに接続しています。
これらの機器を使用している場合も、当然ながらポートフィルタリング機能によりポートは閉じられた状態になっています。
一般的なネットサービスを利用するには問題ありませんが、一部のオンラインゲームのようなサービスではポートフィルタリング機能により外部との交信が遮断され、接続できないケースがあります。
ポート開放とは、ポートフィルタリング機能の一部を解除して、これらのサービスが使用できる状態にすることです。
auひかりのポート開放の手順(BL900HW)
auひかりでのポート解放はどのような方法になるのでしょうか。
auひかりで使用しているNEC製ルーターでのポート解放設定を紹介しますが、画像は最新のBL900HWを使用しています。
1.まずクイック設定Webを開き、『詳細設定』を開きます。
クイック設定Webの開き方についてはクイック設定Webの起動方法をご覧ください。

2.「詳細設定」の中のポートマッピングを選択
選択後、追加ボタンをクリックします。

3.ここで必要な設定値を入力していきます。


IPアドレス固定で設定したIPアドレスを入力します。

通常は、TCPまたはUDPを使用します。
何を選択すればよいかは、使用しているアプリケーションによって異なります。 利用目的にあった設定を選択してください。不明の場合、アプリケーションの製造元などに問い合わせをする必要があります。

anyのチェックを外す事で入力が可能となります。
入力項目が2個所ありますが、これは解放したいポートの範囲を設定するためです。 基本的に1つの設定につき解放するポートは1つで十分なので、この2個所は同じポート番号を入力します。
ポート番号もプロトコル同様、使用しているアプリケーションによって全く異なります。 不明であれば製造元に問い合わせてください。
※UDPの5060番と、5004〜5007番はauひかり電話で使われている番号なので、設定できません。

1から50までの値を入力できます。
基本的に1つしか設定がなければ、1 と入力してください。 複数設定する場合は、数字が被らないように小さい数字から入力していきます。
ポート開放する危険性とは?

サーバーのポート開放による危険性はあるのでしょうか。
多少認識しておいた方が良い危険性とは、セキュリティーによる保護の機能が低下です。
アプリケーションの脆弱性がある場合には、セキュリティーに関する問題が発生する可能性があるため、日頃からアプリケーションのバージョンを最新にしておくことが重要になります。
また、セキュリティソフトを常駐するだけでなくアクセスを許可するポート番号の設定しておくことで、セキュリティー低下に関する心配が軽減されます。
この設定を行えば、決められたポート番号だけが開放され、アプリなどのアップデートも頻繁に行うことで脆弱性による侵入等を防げる可能性が高くなるでしょう。
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