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J:COMとauひかりを完全比較!料金から速度、デメリットまで丸ごと解説
J:COMは、KDDIの連結子会社が運営しているケーブルテレビサービスです。
KDDIグループなので、auひかりと同じくauスマホとのセット割を適用できます。
しかし、同じKDDIグループであっても、料金や速度、提供エリアに至るまで、auひかりと異なる点がいくつもあるのです。
まずは、簡単な比較を表にまとめましたので確認しましょう。
J:COM | auひかり | |
---|---|---|
月額料金 | 戸建:5,610円 集合:5,258円 ※1Gコースの場合 |
戸建:5,390円~ 集合:3,740円~ |
最大速度 | 320Mbps/1Gbps | 1Gbps |
提供エリア | 主に札幌、仙台、関東、関西、九州 | 関西・東海など以外の 70%以上のエリアカバー率 |
申込特典 |
・最大6ヶ月間の月額割引 |
戸建: 総額69,894円割引 14,154円キャッシュバック 集合: 総額54,174円割引 17,222円キャッシュバック ※ So-net auひかり公式 の場合 |
公式ページ | J:COM公式ページ
※キャンペーンの詳細について |
auひかり VS J:COM|4つポイントから比較
auひかりとJ:COMを以下の4つのポイントから比較しました。
※気になるところをクリックすると、解説に飛べます。
【比較1】月額料金|auひかりもJ:COMも大きな差はない
auひかりの場合、一部の集合住宅で最大100Mbpsで提供しているところもありますが、基本的には最大1Gbpsのギガ回線です。
J:COMでは、下は320Mbpsから上は10Gbpsまであらゆるコースが用意されています。
比較してみても、そこまで月額料金に大きな差があるわけではありません。
コース | auひかり | J:COM
※東日本戸建て |
---|---|---|
320Mbps | - | 5,060円/月 |
1Gbps | 5,390円~5,610円/月 | 5,610円/月 |
5Gbps | 5,940円~6,160円/月 | 6,160円/月 |
10Gbps | 6,798円~7,018円/月 | 6,710円/月 |
上記の料金は割引前の金額で、auひかりであっても、J:COMであっても利用開始から数カ月は大幅な月額割引が適用されます。
わかりやすいように、1Gプランで比較してみると以下の通りです。
■割引料金⇒通常料金
- auひかり(So-netの場合)
無料(3カ月)⇒5,500円 - J:COM(公式の場合)
3,333円(6カ月)⇒5,610円
auひかりの詳しい月額料金に関しては別記事「 auひかりの料金は高い?月額料金と安く使えるプロバイダを詳しく解説」をご覧ください。
【比較2】通信速度|J:COM NET光ならauひかりに負けない!
auひかりとJ:COM NETの平均通信速度を調べてみると、auひかりのほうが速いという結果になりました。
下り (ダウンロード) |
上り (アップロード) |
|
---|---|---|
auひかり | 519.07Mbps | 493.04Mbps |
J:COM NET光 | 559.66Mbps | 489.33Mbps |
J:COM NET | 258.55Mbps | 42.46Mbps |
この差は、J:COM NETには、実はJ:COM NETとJ:COM NET光の2種類があります。
J:COM NETはケーブルテレビサービスを提供するための同軸ケーブルを使ったネットサービスで、1Gコースであっても下りは最大1Gbpsですが、上りは最大100Mbpsになります。
J:COM NET光であれば上り・下りともに最大1Gbpsで、auひかりと比べてみても遜色ありません。
J:COM NETとJ:COM NET光のどちらが使えるからは、 J:COMの公式ページ から簡単に確認できます。
また、関西エリア限定でeo光という光回線もあります。
auひかりは関西エリアでは利用できませんが、eo光の利用が可能です。
eo光は通信速度に定評がありますので、関西エリアにお住まいの人で「速度を重視したい!」という人は検討しても良いでしょう。
■ eo光 の平均速度
- 下り:686.65Mbps
- 上り:575.76Mbps
【比較3】提供エリア|J:COMでギガコースが使える地域は限られている
J:COMのネットサービスプランには様々なコースがあります。
J:COMの提供エリアについては、別記事「 J:COM NET・J:COM NET光の提供エリアは狭い?検索や確認方法を徹底解説」で詳しく解説していますが、J:COM NET 1ギガコースを中心にauひかりと比較してみましょう。
J:COMとauひかりの提供エリア比較
J:COMの1ギガコースは以下の地域で利用できます。
画像だとちょっとわかりにくいので、かなり大まかにJ:COMの提供エリアを示すと、以下の通りです。
■J:COM NET 1Gコース提供エリア
- 北海道
- 仙台
- 関東
- 九州
- 関西
一方、auひかりは別記事「 auひかりのエリア確認方法を詳しく解説!絶対エリア外の地域が存在する?」で詳しく解説していますが、日本全国70%以上の地域をカバーしています。
提供地域よりも提供されていない地域のほうがわかりやすいので、そちらをまとめました。
■auひかりが提供されていないエリア
- 関西
- 中部
- 沖縄
実際にはマンションタイプであれば、関西・中部エリアでも提供はされています。
ただしマンションタイプはauひかりの設備が入っていないのであれば導入ハードルは高いと言えるでしょう。
提供状況については、別記事「 auひかりのエリア確認方法を詳しく解説!絶対エリア外の地域が存在する?」を参考に確認してみください。
J:COMとauひかりのエリアを比較してみると、全体的にはauひかりの軍配があがりますが、関西ならJ:COM NET 1Gコースを検討するのが良さそうです。
しかし後述するauひかりが使えない場合のオススメ光回線でも解説しているように、関西にはeo光があります。
eo光
は関西エリア限定で圧倒的な人気を誇っている光回線です。
関西エリアにお住まいの人は、J:COMと合わせて、eo光を検討してみるのも良いでしょう。
【比較4】セット割・特典|どちらもauスマートバリューが利用できる!
auひかりとJ:COMは冒頭でも解説していたように、どちらもKDDIグループなので、auスマホとのセット割である「auスマートバリュー」が適用されます。
特典については、auひかりとJ:COMで大きく違うので、後述するauひかりとJ:COMのキャンペーン特典でそれぞれ詳しく解説しますが、簡単にまとめると以下の通りです。
サービス | 特典内容 | 詳細 |
---|---|---|
auひかり | 戸建: 総額69,894円割引 14,154円キャッシュバック 集合: 総額54,174円割引 17,222円キャッシュバック ※ So-net auひかり公式 の場合 |
詳細 |
J:COM | ・最大6ヶ月間の月額割引 ・最大40,000円のキャッシュバック ・AI搭載のWi-Fiルーター無料 など多数 |
詳細 |
auひかりは提携プロバイダであるSo-netからの申し込みが、2024年11月現在、もっともオススメですが、別記事「 【警告】auひかり高額キャンペーンの罠!11万キャッシュバックは損をする?」で他の窓口のことも紹介しているので参考にしてください。
J:COMは公式ページからの申し込み一択です。
さまざまなキャンペーン特典を実施していて、適用条件などが細かく分かれています。
気になる人は J:COMの公式ページ を確認してみましょう。
auスマートバリューの割引額と適用条件
auひかりで契約しても、J:COMで契約しても、適用される割引額は全く同じです。
スマホ1台につき、最大1,100円の割引が適用されます。
データプラン | 割引額 |
---|---|
使い放題MAX 5G/4G |
1,100円 |
ピタットプラン5G/4G |
~1GB:対象外 1~7GB:550円 |
povo | なし |
出典(au:KDDI公式サイト)
また、家族でauスマホを使っている人が他にも居れば、最大10台まで、台数文の割引が適用できます。
この仕組みについてもauひかりとJ:COMで違いはありません。
詳しくは別記事「 auスマートバリューとは?スマホセット割引適用方法と注意点をまとめました」をご覧ください。
また、auスマホとのセット割であるauスマートバリューを適用するには条件が存在します。
auひかりとJ:COMでauスマートバリューの適用条件が微妙に違うので注意が必要です。
条件 | auひかり | J:COM |
---|---|---|
ネット回線 | 必須 | いずれか2つの申し込み |
固定電話 | 必須 | |
テレビサービス | 不要 |
auひかりで元々インターネットサービスがメインなので、ネット回線無しで契約する事はできます。
auひかりでauスマートバリューを適用するには、固定電話サービスであるauひかり電話の申し込みが必要になります。
一方、J:COMの場合、「ネット回線だけ」「テレビサービスだけ」と言った契約方法が可能です。
J:COMでauスマートバリューを適用する条件は、ネット、テレビ、固定電話のいずれか2つの申し込みが必要となります。
auひかりとの違いとして、「家のネット回線が必要がない」って人でもテレビと固定電話だけの利用でスマートバリューが適用できる点でしょう。
ネット利用がメインでテレビサービスなどは必要がないって人も多いです。
一番安い月額料金でスマートバリューを適用するためには、auひかり+auひかり電話の組み合わせがもっと経済的と言えるでしょう。
auひかり | J:COM | |
---|---|---|
月額料金 | 550円 | 1210円 |
※J:COMの1210円の電話月額料金はテレビまたはネットサービスと併用した場合です。
電話のみ単独で申し込んだ場合は月額1,463円に上がります。
スマートバリューの割引額は同じ!適用条件だけ少し違う
【特集】auひかりとJ:COMのテレビサービスを比較
テレビサービスは事業者によって視聴できるチャンネル数や、チャンネルのラインアップも異なるので一番比較が難しいところです。
auひかりとJ:COM、それぞれのテレビサービスで一般的なコースの料金やチャンネル数を比較してみました。
auひかり | J:COM | |
---|---|---|
比較コース名 | オールジャンルパック | セレクト |
チャンネル数 | 46ch | 62ch以上+ Netflix or Disney+ |
月額料金 | 2,728円 | 4,950円 |
機器利用料 | 550円 | 0円~ |
合計月額 | 3,278円 | 4,950円 |
コスパが良いのはauひかりのほうでしょう。
視聴できるチャンネル数もそこそこ多くて、月額料金も安く抑える事が出来ます。
ただ、さすがにJ:COMはケーブルテレビを専門にしているだけあって、様々なコースから選ぶことが可能です。
また最近ではNetflix(ネットフリックス)やDisney+(ディズニープラス)といった動画配信サービスとのセットも人気があります。
J:COMとNetflixについては別記事「 無料で見れる?J:COMとNETFLIXをセットで格安で見る方法とは」でもまとめていますので併せて参考にしてください。
auひかりとJ:COMのキャンペーン特典
キャンペーン特典については、auひかりの場合は窓口によって異なるので慎重な検討が必要です。
一方、J:COMは公式ページからの申し込み一択なので迷うことはありません。
auひかりは提携プロバイダSo-netからの申し込みがおすすめ
2024年11月のキャンペーン情報
so-net(auひかり)の申し込みの疑問点解消!WEB入力フォームの解説
auひかりが使えない場合のオススメ光回線
auひかりは日本全国の70%以上の地域で利用できる回線です。
しかし関西地方や東海地方では、auひかりは使うことができません。
では、auひかりやeo光が利用できない人はどの回線を使うのが良いでしょうか。
オススメはSo-net光です。
So-net光は、 So-net光プラス
と So-net光minico
、2つの回線を提供しています。
それぞれ特徴はありますが、どちらも日本全国の94%以上の地域で利用が可能です。
So-net光プラス | So-net光minico | |
---|---|---|
月額料金 | 戸建:5,995円 集合:4,895円 |
戸建:4,500円 集合:3,400円 |
セット割 | auスマホ | なし |
特徴 | 最大50,000円キャッシュバック 通信速度制限なし |
定期契約がないため、解約時の解約金なし 工事費実質無料 混雑時通信制限の可能性あり |
公式 | So-net光プラス公式 | So-net光minico公式 |
So-net光プラスとSo-net光minicoのどちらがいいかは、人によって違います。
もっとも大きな違いは、セット割の有無でしょう。
So-net光プラスはauひかりとのセット割であるauスマートバリューの利用が可能です。
しかしSo-net光minicoは、月額料金が安い代わりにauスマホとのセット割はできません。
どちらが、どのような人にオススメなのかまとめたので参考にしてください。
■So-net光プラスがオススメな人
- auスマホとのセット割を使いたい!
- 最大50,000円のキャッシュバック
- 速度制限なし
■So-net光minicoがオススメな人
- できるだけ月額料金を抑えたい!
- 縛りなしでいつでも解約できるようにしたい
- 多少速度制限があっても気にならない
auひかりが使える人は、auひかりが総合的にはオススメです。
ただし、auひかりは一部地域では使うことができません。
そういった場合は、 So-net光プラス 、 So-net光minico のどちらかを検討するのが良いでしょう。
また、最近のトレンドとして縛りなしのサービスが人気があります。
解約金を気にすることなく気軽に乗り換えができるので、So-net光minicoのような縛りがない回線は人気が高いです。
縛りなしの回線については、別記事「 【解約金なし】縛りなしの光回線でオススメなサービスをランキング!」で詳しく解説していますので参考にしてください。
J:COMとauひかりの比較まとめ
- 速度的なコスパではauひかりの方が安くて回線速度も速い
- J:COMでギガコースは使えるエリアが限られる
- スマートバリューの割引額はどちらも同じ
J:COMはWEB限定割引で3カ月間の大幅割引
J:COMでは、 公式ページ からの申し込み限定で、3ヶ月間(戸建てタイプは6ヶ月)の月額料金割引が適用されます。
プランによって割引額は異なります。
参考のために、東京の集合住宅でネット+Wi-Fiの場合の料金を表でまとめました。
最初の3ヶ月間 | 割引終了後 | |
---|---|---|
1G | 0円 | 5,258円 |
10G | 1,628円 | 6,886円 |
J:COMのWi-Fiは「AI搭載の次世代Wi-Fi」として宣伝されているので知っている人も多いでしょう。
AI搭載のWi-Fiについては、別記事「 J:COMの次世代 AI Wi-Fiがけっこう凄い!話題の最新テクノロジーを調べてみた」で詳しく解説しているので気になる人はチェックしてください。
3カ月の割引ですが、多くの人はJ:COMを無料、または割引で利用できる「In My Room」という特別プランを使うでしょう。
「In My Room」はすでにJ:COMが導入されている建物で、ネットサービスを無料、または割引で利用できるサービスです。
オーナーや管理会社がJ:COMの料金を全額、または一部負担してくれて非常にお得ではありますが、多くの場合は最大320Mbpsのコースなので通信速度はすこし心配です。
「無料になるし、J:COMでいいか!」
と契約してしまうとあとで後悔する可能性もありますので、別記事「 J:COMはマンションで速度が遅い?実際の速度と口コミを調査」などを参考に別回線も検討しましょう。