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NURO光の工事ができないケースって?キャンセル料は発生する?
戸建て住宅でNURO光を使うためには、2回の開通工事が必要です。
しかし、周りの建物や環境などによって、工事ができないケースも存在します。
逆に、一見工事ができなさそうに見えても、意外と工事を実施できる場合もあるでしょう。
NURO光エリア確認ナビでも解説していますが、NURO光は下記のエリア限定で提供されている光回線です。
NURO光の提供エリア
- 北海道…石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、札幌市、千歳市
- 関東…茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、栃木県
- 東海…愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
- 関西…大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
- 中国…広島、岡山
- 九州…福岡県、佐賀県の一部
もしエリア内に住んでいるのであれば、NURO光へ申し込めます。
このページでは、NURO光の開通工事ができないパターンと、工事ができなくなった場合の費用などについてまとめました。
また、工事ができない場合、光コラボなどの代替え回線がおススメです。詳しくは、「光コラボなら工事ができる!工事ができないときの代替案」で解説しています。
NURO光の工事ができないケースは?
冒頭でも解説したとおり、NURO光を利用するためには、開通工事を行わなくてはいけません。
しかし、建物や周囲の状況によっては工事ができないこともあります。
実際に工事ができるかは作業員が現場を見たうえでの判断になりますが、「自分の家は工事ができるか確かめておきたい!」という方もいるでしょう。
まずは、NURO光の工事ができなくなる4つのケースについて解説します。
配管が使えず回線を通せない
インターネットに接続するためには、配管を通して光回線を自宅に引き込む必要があるので、配管が使えなければ工事が行えません。
例えば以下のような事が考えられます。
光回線の工事で配管が使えないケース
- 配管が壁の中で直角に曲がっている
- そもそも、配管自体が設置されていない
家の建設時に電話線などを配管から通します。その際に、配管が壁の中で直角に曲がってしまうと、後から光ファイバーを通すのが困難になります。
また、築年数の古い建物の場合、そもそも配管自体が設けられていない建物もあるでしょう。
▲直径2cm程度の蛇腹状の配管に光ファイバーを通す
概ね3階を超えるような集合住宅・マンションの場合、電話の配管が使えない時点で工事は難しいです。
ただ、一戸建てや低層階のアパートであれば、工事が可能な場合があります。
電話の配管が使えない場合の対処方法
- エアコンのダクトから光ファイバーを引き込む
- 壁に穴を空けて光ファイバーを引き込む
※一戸建てまたは低層階アパートの場合可能。概ね3階を超えるようなマンションでは上記の対応は難しい
配管が利用できない場合、エアコンのダクトなどを利用して光ファイバーを引き込みます。
ただ、ダクトの場所や建物の間取りによってはダクトも利用できないことも考えられます。
その際は壁に1cm程度の穴を空けてケーブルの引き込みを行う必要がでてきます。
賃貸住宅の場合、勝手に穴あけは出来ないので、建物のオーナーに許可を貰う必要が出てくるでしょう。
但し、配管要因で工事ができない場合、他社回線の工事も当然難しくなってきます。
唯一工事が出来る可能性が高いのが、マンション住まいでフレッツ光の設備がすでに入っている場合です。
この場合、賃貸であっても工事の許可などは不要です。そのまま対応プロバイダから申し込みを行えば、比較的スムーズに開通できます。
詳しくは、後述の光コラボなら工事ができる!NURO光並みの高速回線?でも解説しています。
光キャビネットが設置できない
NURO光の工事では、外壁に穴を空けて光キャビネットと呼ばれる部品を取り付けます。
そのため、賃貸住宅などでオーナーの許可を得られなかったり、外壁に穴を空けるのが嫌な方であれば、工事を行えません。
光キャビネットとは、家の外と中とをつなぐ光回線を収納する、10センチ程度の箱型の部品のことです。
光キャビネットを設置する際には、外壁に直径3〜4ミリ程度のビス穴を空ける必要があります。
賃貸住宅やマンションに住んでいるのであれば、外観を損なうことを懸念して許可を出さないオーナーもいるでしょう。
もし許可を得られなければ、残念ながら工事は行えません。
穴あけ工事については別記事のNURO光の2回の工事について詳しく解説で解説しています。
また、マンションなどの集合住宅の場合、MDFさえ設置されていれば、光キャビネットの設置が不要な場合が多いです。
MDFはアパートなどの小規模な集合住宅を除き、多くのマンションに設置されているので、マンション済みの方は工事がスムーズになるかもしれません。
ただ、MDFに空きか無い場合、逆に工事自体困難となる事があります。詳しくは、後述のマンションでMDFに空きがない場合でも解説しています。
電柱から遠くて光ファイバーを引き込めない
インターネットに接続するために必要な光ファイバーは、電柱から建物まで引っ張ってくるため、電柱との距離が遠ければ、工事ができないことがあります。
いざ工事を行うにしても、自宅の近くに電柱がなければ、光ファイバーを引き込むのが困難になることもあるでしょう。
場合によっては新たに電柱を建てる必要が出てくるので、NURO光が開通するまでにはかなりの時間が必要になるのです。
ただし、工事を行うかどうかの最終判断は、実際に工事を行う作業員が判断します。
まずは申し込んで作業員に現場を見てもらい、判断を仰いでみても良いでしょう。
電線が地下に埋められていて工事できないことも
最近では、景観や防災の観点から、電線を地下に埋めている地域も増えています。
基本的にはNTT回線を使っているサービスであれば、電柱が無いエリアでも光回線の工事が可能です。
NURO光の場合、NTTのダークファイバーが使われているため、工事が可能な場合もあります。
ただ、工事が2回に分かれているなど、特殊な工事が必要なため、NTTの光ファイバーを使っていても、工事が出来ない事も考えられるでしょう。
基本的に申し込み前に工事が出来るかは分からないので、一度申し込みをしてみて判断する事になります。
また、無電柱化地帯であっても、100%NTT設備が使われている光コラボであれば工事が可能な場合が多いです。
国道や河川、私有地などは許可がないと工事不可
国道や河川、私有地などに光ファイバーを通さなければいけない場合は、国や所有者の許可を得てからでないと工事が行えません。
ほとんどのケースで許可自体はもらえるようですが、許可が必要であると工事の当日に発覚してしまうと、ほぼ確実に工事は延期になるでしょう。
また、長年空き地になっている土地や、所有者が不明な土地では、所有者探しからしなくてはいけません。
さらに、私有地内を通るだけでなく、土地の中にある樹木を刈り取る必要がある場合は、許可がもらいにくくなることもあります。
急いで開通する必要があるなら、別のサービスと契約したほうが早くなることもあるでしょう。
なお、工事に関する許可については、So-net側が手続きを行ってくれるので、ユーザー側で行う必要はありません。
工事ができない場合、光コラボなどの回線がおすすめです。
詳しくは、「光コラボなら工事ができる!NURO光並みの高速回線?」で解説しています。
マンションなど集合住宅で工事ができないケース
NURO光では、戸建てタイプとマンションタイプでは、工事の方法や受付基準も変わってきます。
マンションなど賃貸物件であれば、大家さんや管理会社に確認を取る必要も出てくるでしょう。
ここでは、マンションなど賃貸物件でNURO光の工事が行えないケースを紹介します。
マンションでの契約プランについては、別記事の で詳しくまとめています。
また、集合住宅でNURO光の工事ができなくても、フレッツ光の設備さえ入っていれば光コラボなどの回線は利用可能です。
詳しくは、光コラボなら工事ができる!NURO光並みの高速回線?をごらんください。
マンションのMDFに空きがなくて回線を通せない
マンションで光回線を導入するときに、MDFに空きがなければ工事が行えません。
MDFとは、入居者の電話回線や光回線などを一括で管理する装置のことです。
MDFを利用できる数は決まっているため、利用状況によっては管理会社の許可を得たうえで、MDF室への光キャビネットの設置や、増設工事などの対応が必要になります。
その場合、NURO光の作業員による判断だけで勝手に工事をすることもできないため、工事の日程は延期になるでしょう。
また、オーナーの許可が得られないこともあるので、工事そのものが中止になることも十分に考えられます。
住んでいるマンションが公営住宅やUR賃貸住宅
公営住宅やUR賃貸住宅に住んでいる方は、工事はもちろん申し込みもできない可能性が高いです。
NURO光では、集合住宅向けのプランとしてマンションミニとNURO光 for マンションというふたつのプランがあり、建物のタイプによって利用できるプランが異なります。
プランの内容については、別記事の で詳しくまとめているので、集合住宅にお住まいの方はチェックしてみると良いでしょう。
公営住宅やUR賃貸ではNURO光は使えない?
NURO光は、2013年から提供が始まったサービスであり、NTTのフレッツ光やKDDIのauひかりに比べると、まだ若いサービスと言えます。
そのため、公営住宅やUR賃貸を含め、集合住宅への設備の導入がまだ追い付いていないのが現状です。
とくに、マンションミニの工事の場合、自宅に直接NURO光の引き込み工事を行わなくてはならないため、建物を管理している自治体や管理会社から許可をもらう必要があります。
もし許可がもらえなければ、残念ながら工事を行うことはできません。
ただし、別記事『NURO光は公営・UR都市機構の団地で使える?』でも解説の通り、NURO光 for マンションの設備が導入されている建物であれば、NURO光を利用できる可能性はあるでしょう。
NURO光 for マンションの設備が導入されているかどうかは、 NURO光マンションサポート から調べることができます。
マンションミニを申し込んだ場合
前述した通り、NURO光のマンションタイプにはNURO光 for マンションとマンションミニという2種類のプランがあります。
NURO光 for マンションは、住んでいるマンションに専用の設備が備わっていればスムーズに工事が可能です。
一方、マンションミニは戸建てタイプと同様のプランと考えていいでしょう。
マンションミニの工事は、基本的にマンションの共有スペースであるMDFへ光ケーブルを引込み、そこから申し込み者の部屋へNURO光を引込みます。
しかし、MDFが無い建物の場合、前述した通り光キャビネットの取り付け等が必要になり、大家さんや管理会社から断れる可能性が高いのです。
マンションなど集合住宅ででNURO光の工事ができない、または中止になるケースは主にマンションミニを申し込んだ場合と言えるでしょう。
工事できなかった場合のキャンセル料はかかる?
NURO光で工事が行えない理由としては、以下の要素が挙げられます。
■NURO光の工事ができない理由
- 配管が使えず回線を通せない
- 光キャビネットが設置できない
- 電柱から遠くて光ファイバーを引き込めない
- 国道や河川、私有地に光ファイバーを通す必要があるが、持ち主からの許可を得ていない
- 公営住宅やUR賃貸物件に住んでいる
もし工事ができなかった場合は、残念ながらNURO光の申し込みはキャンセルになります。
この場合、工事ができないのはユーザーの責任ではないので、キャンセル料は発生しません。
宅内工事を行ったのちに宅外工事はできないと判断されてしまった場合でも、金銭的な負担なくキャンセルできます。
とはいえ、工事ができないケースは多くはないので、「NURO光を使いたいけど、自分の家で利用できるのか分からない・・・」という方は、まずは申し込んでみて、実際に現場を見てもらって判断してもらうと良いでしょう。
光コラボなら工事ができる!NURO光並みの高速回線?
NURO光の工事ができない場合でも、NTTフレッツ光の設備が使われている光コラボ回線であれば工事ができる可能性が一気に高まります。
■光コラボの特徴
- 光キャビネット設置不要
- 工事は1回で完了する
- 開通まで概ね1~2週間程度
- マンション住まいでフレッツ光が入っていれば賃貸でも許可は不要
- 電柱が地下に埋まっている地域でも工事可能(無電柱化地帯に対応)
- エリアによっては10ギガ回線対応
まず、NURO光のように外壁に光キャビネットを設置する必要がありません。工事自体も1回だけなので、概ね1~2週間程度で開通する事が多いです。
NURO光の場合、開通まで少なくとも1ヶ月、場合によっては3ヶ月以上かかります。
また、マンションなどの集合住宅の場合、すでにフレッツ光の設備が入っていれば、賃貸・分譲に関わらず管理会社やオーナーへの許可は不要です。
基本的にNTT回線の場合、電柱が設置されていないエリア(無電柱化地帯)でも工事が可能です。
そのため、NURO光と比較すると大幅に工事のハードルが下がるでしょう。
NURO光は2回の工事が必要で、工事内容も複雑です。
そのため、工事ができないケースも多いでしょう。
また、エリアによっては10ギガ回線にも申し込みが可能です。そのため、場合によってはNURO光並みの速度が期待できるでしょう。
サービス名 | 特徴 | 開通までの期間 |
---|---|---|
ソフトバンク光 |
|
1~2週間 |
GMO × ドコモ光 |
|
1~2週間 |
So-net光 |
|
1~2週間 |
上記の光回線は基本的にNURO光のような2回の工事は必要なく、1回だけで完了します。
特に、マンションなどにフレッツ光の設備がすでに入っていれば、ソフトバンク光やドコモ光など、工事不要で開通できる可能性も高いでしょう。
▼合わせて読みたい記事
光コラボはIPoE(IPv6)対応か確認
ソフトバンク光やドコモ光と言った光コラボではNTTのフレッツ光が使用されています。
ただ、フレッツ光の特徴として、プロバイダ設備とフレッツ光網との間で混雑が発生し速度が出にくい欠点があるのです。
この欠点を補う手段として、IPoE接続が挙げられます。
IPoE接続は従来の接続方式とは違い、混雑ポイントを通らずに通信が可能です。
そのため、光コラボ回線を選ぶ時は、IPoE(IPv6)接続に対応しているか確認しましょう。
光回線 | IPoEサービス名称 |
---|---|
GMO × ドコモ光 | v6プラス |
OCN インターネットドコモ光 | OCNバーチャルコネクト |
So-net光 | v6プラス |
ソフトバンク光 | IPv6高速ハイブリット |
ビッグローブ光 | IPv6オプション |
auひかりは独自ネットワークで速度が速い
auひかりの速度は最大1Gbpsなので、もちろん速度面ではNURO光の方が速いです。
しかし、その他の光回線などと比較すると、auひかりは比較的速度が速い回線と言えます。
他社回線の場合、NTTのフレッツ光の設備を丸ごと使った光コラボと呼ばれる回線がほとんどです。
複数の事業者が同じ設備を使うので、利用者が多く混雑しやすいと言われています。
しかし、auひかりの場合、KDDIの独自ネットワークなので、他社事業者と回線を共有しません。
そのため、混雑に強く、速度が出やすいと言われています。
auひかりはキャンペーン特典が豊富
auひかりは高額なキャッシュバックなどの特典を提供している窓口が多いことで有名です。
しかし、代理店によっては強引な勧誘を受けたり、有料オプションへの加入させられるなど、トラブルも少なくありません。
また、10万円を超えるようなキャッシュバックを提示している代理店は、厳しい条件をクリアしないとキャンペーンや特典が適用されないため、逆に還元金額が少なくなってしまいます。
仮に適用されても、auひかりの開通から半年~1年後にキャッシュバックの受け取り申請をする必要があります。
この申請をうっかり忘れてしまうと、せっかくのキャッシュバックを受け取る権利がなくなってしまうので注意が必要です。
そのため、auひかりの申し込みは出来る限り公式プロバイダからの申し込みがおすすめです。
特に、auひかり公式プロバイダである So-net の場合、初年度の月額基本料金が2,880円に減額される月額割引が適用されます。
申し込みと同時に、この月額料金割引が自動で適用されるので、特典を貰い忘れる心配がありません。
また、キャッシュバックに関しても、非常に簡単な手続きだけで完了します。
受け取りが可能な時期になると、So-netのほうからメールが送られてくるので、手順に従うだけで即日振り込みされる仕組みです。
so-net(auひかり)の申し込みの疑問点解消!WEB入力フォームの解説
申し込むならNURO光公式キャンペーン特典!
NURO光のエリア内であれば、まずはNURO光に申し込んでおき、実際に現場を確認してもらったうえで判断してもらうと良いでしょう。
申し込みの際には、キャンペーン特典を活用するとおトクにNURO光をはじめることができます。
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例として、NURO光が行っている公式特典では、キャッシュバックとして60,000円を受け取ることができます。
また、公式で行っているので、安心して申し込めるのもオススメのポイントです。
NURO光では、公式以外にも、さまざまな窓口でキャンペーン・特典が行われています。
【2024最新】NURO光キャンペーンの罠!窓口を比較してわかった真実とは?では、NURO光や代理店が行っているキャンペーン・特典をまとめて比較していますので、申し込む前にチェックしておくと安心です。