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光キャビネットを使ったNURO光の特殊な工事についてわかりやすく解説
auひかりやフレッツ光などの光回線の引き込み工事は、基本的にどれも同じです。
どのサービスでも規格が似ているため、工事方法も自然と似てくるのでしょう。
しかし、一般的な引き込み工事と大きく違うのがNURO光の工事です。
他の回線と技術的な規格も異なり、ちょっと変わった引き込み工事が行われます。
もっとも大きな違いは、「光キャビネット」と呼ばれる箱の形をした器具を、外壁にとりつける点です。
■光キャビネットの役割
電柱から引き込んだ光回線を宅内の光回線と接続する
このページでは、NURO光の特殊な工事やNURO光の特殊な工事で使用される「光キャビネット」について解説しています。
また、「光キャビネットの設置はどうしても困る!」って方は、auひかりやフレッツ光回線である光コラボがお勧めです。
IPoE(IPv6)通信に対応していれば、高速通信が可能です。
詳しくは、光キャビネットがいらないフレッツ光(光コラボ)やauひかりをご覧ください。
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光キャビネットとは?役割はなに?
他社光回線とNURO光の設備上の大きな違いが、光キャビネットの有無です。
光キャビネットの役割は、屋外の電柱から引き込む光ファイバーケーブルと宅内に配線する光ファイバーケーブルとをつなぐ中継点の役割を持ちます。
通常の事業者であれば、光回線を引き込む際の工事は1回で終了するのですが、NURO光は屋外の工事と宅内の工事を2回に分けて実施するため、光キャビネットを中継点として工事を分けて実施します。
1回で工事が完了するフレッツ光やauひかりでは、基本的には光キャビネットが設置されることはありません。
(※壁に穴あけが必要になったときなど、稀に光キャビネットを設置する事もある)
NURO光の場合、宅内…So-net、屋外…NTTという別々の業者によって2回の工事が行われる関係上、光キャビネットを外壁に設置するのは必須です。
光キャビネットの大きさや設置方法
光キャビネットの大きさは、縦約20センチ×横約8センチほどです。
長方形の箱型をしていて、外観を気にする人であれば、ちょっとやっかいな存在だと言えるかもしれません。
また、光キャビネットは家の外壁に固定する必要があるため、直径4mm程度のビス穴を3ヶ所空ける必要があります。
NURO光を解約するときにきちんと穴埋めをしてくれるため、そこまで問題はありませんが「絶対に壁に傷をつけたくない!」という人は要注意です。
光キャビネットは両面テープでつけられる?
開通工事の当日、担当する作業員に「ビスで穴をあけないでほしい」と頼めば、粘着力の強い両面テープを利用して光キャビネットを設置してくれることがあります。
ここで利用する両面テープは、簡単には剥がれない両面テープを使用しており、外壁に穴を空けることなく設置可能です。
また、撤去時には回転の力を加えて簡単に剥がせます。
壁に穴をあけるのが気になるという人は頼んでみるのが良いでしょう。
光キャビネットはマンションには不要?
マンションのような集合住宅の場合、光キャビネットの設置が不要なことがほとんどです。
NURO光では、戸建てタイプとマンションタイプにプランが分かれていますが、もしもマンションタイプでNURO光を契約する場合は、そもそも工事は1回で完了します。
NURO光のマンションタイプである「NURO光 for マンション」は、建物にすでにNURO光の設備が導入されていなければ契約ができません。
NURO光 for マンションの場合は、電柱からMDFと呼ばれる建物の共有部への配線は終了していますので、あとは部屋への配線を完了させるだけで済みます。
また、NURO光の設備が導入されていないマンションであっても、MDFがある建物であれば、光キャビネットを使うことなく回線工事をするはずです。
光キャビネットではなくMDFに接続
MDFというのは、マンションなどの建物全体の電話回線をまとめて管理する部分のことで、戸数がある程度多い集合住宅にはほとんど設置されています。
マンションなどの集合住宅で行われるNURO光の開通工事では、このMDFを光キャビネットの代わりとして利用することが多いです。
1回目のSo-netによる宅内工事では、MDFから部屋へと光回線の配線を行い、2回目のNTTによる屋外工事では、電柱からMDFへの配線工事を行います。
2回に工事が分かれるのは、通常のNURO光の工事と同じですが、光キャビネットではなくMDFを中継地として利用するわけです。
ただし、戸数の少ないアパートなどの集合住宅ですと、MDFがない場合があります。
そのときは、戸建てと同様に、外壁に光キャビネットを設置して、光回線を直接お住まいの部屋へと接続しなくてはいけません。
MDFを利用する場合でも、光キャビネットを利用する場合でも、賃貸にお住まいであれば、きちんとオーナーや管理会社に許可をもらう必要があるので注意してください。
NURO光の2回ある工事の流れ
NURO光は、大手プロバイダであるSo-netが提供している最大2Gbpsの回線速度を誇る光回線サービスです。
NURO光は他社サービスと比べると技術的な規格もまったく違うため、工事方法も他の事業者と大きく異なり、特殊な方法で光回線の引っ込み作業を行います。
auひかりなどの一般的なサービスでは、一回工事を行えば、すぐにインターネットが開通しますが、NURO光では2回の工事が必要です。
- 1回目:So-netによる宅内工事
- 2回目:NTTによる屋外工事
では、1回目と2回目の工事はそれぞれどのような内容なのか確認しておきましょう。
1回目:So-netによる宅内工事
まず、NURO光の提供元であるSo-netの工事事業者が、外壁に光キャビネットを設置します。
光キャビネットは、光回線を収納する箱のようなもので、形状などについての詳細は後述しますが、以下のようなものです。
この光キャビネットに光回線を接続し、宅内までケーブルを引き込みますが、多くの場合、電話の配管が利用されるでしょう。
その後、宅内にはONUと呼ばれるネットワーク機器を設置し、そこに屋外から電話の配管を伝って引き込みをしたケーブルを接続します。
So-netの工事はここまでです。
当然、電柱まで光ファイバーが接続されていないので、これだけではインターネットに接続できません。
後日、今度はNTTの工事業者がやってきて、電柱から光キャビネットまでの引き込み工事を行います。
2回目:NTTによる屋外工事
NURO光はSo-netが、独自で2Gbpsに対応した設備を提供していますが、物理的な光ファイバーケーブル自体はNTTのケーブルを使用します。
そのため、電柱からSo-netが設置した光キャビネットまではNTTが担当するわけです。
このようにNTTによる工事が終了した時点で、NURO光でインターネットが使用できるようになります。
NURO光の工事ができないケースがある!?
ここまでNURO光の工事について解説してきましたが、お住まいの建物や地域によっては、そもそも開通工事が行えない場合があります。
■NURO光の工事が行えないケースの例
- 配管が使えないため光ファイバーが通せない
- MDFに空きがない
- 私有地や国道を横切る場合はあらかじめ許可が必要
また、マンションの場合、NURO光の工事が出来なくても、フレッツ光やauひかりなどの工事ができる可能性もあります。
詳しくは、光キャビネットがいらないフレッツ光やauひかりをご覧ください。
NURO光の工事ができないケースって?キャンセル料は発生する?
配管が使えないため光ファイバーが通せない
一般的に、光ファイバーは配管を使ってご自宅まで引きこむケースが多いです。
しかし、配管が利用できないのであれば光ファイバーを宅内に引き込めないため、当然開通工事も行えません。
万が一配管が使えない場合は、エアコンのダクトなどの隙間を利用して光回線を引き込みます。
しかし、ダクトの場所や建物の間取りによっては利用できないケースもあるでしょう。
最悪、建物の外壁に小さな穴を開けて工事を行いますが、賃貸物件の場合は壁に穴を空けるのに良い顔をしないオーナーも多いです。
もし許可が得られない場合は光ファイバーが引き込めなくるため、当然開通工事は行えません。
MDFに空きがない
マンションでNURO光を導入する際、MDFの空きスペースがない場合、工事ができない可能性があります。
先ほど解説したとおり、MDFとはマンションの共用部分であり、建物内の電話線や光ファイバーが一括で引き込まれている場所です。
このMDFに空きスペースがない場合、付近に光ファイバーを接続するためのボックスを別途設置しなくてはいけません。
また、先述したマンションでは光キャビネットではなくMDFに接続でも解説したとおり、そもそもMDFがない小規模な集合住宅であれば、戸建てと同じく外壁に光キャビネットの設置が必要です。
ボックスおよび光キャビネットの設置には、当然マンションの大家さんや管理会社から許可が必要です。
万が一許可がもらえない場合は、当然開通工事ができないため、NURO光の導入をあきらめるしかないでしょう。
ただ、フレッツ光や光コラボ、またはauひかりといった他社光回線では光キャビネットを使わない工事を実施しているため、NURO光よりも大家さんなどから許可がもらえる可能性が高いでしょう。
私有地や国道を横切る場合はあらかじめ許可が必要
光ファイバーは、最寄りの電柱から自宅まで引き込む必要がありますが、引き込む際に私有地や国道を横切るのであれば、あらかじめ許可が必要です。
たとえば、国道を横切って工事を行う場合は、工事までに役所へ工事の申請が必要であり、許可をもらえないと工事が行えません。
私有地を通る場合も同様に、土地の所有者からの許可が必要です。
ほとんどのケースで許可はもらえますが、もし安全性の面から見て難しいと判断されてしまい許可をもらえない場合、開通工事が行えなくなってしまいます。
また、NURO光の工事が出来ない場合、 auひかり
などの代替え回線がおススメです。
詳しくは、工事が面倒な人はauひかりもあり?で解説しています。
NURO光の工事費は高額!無料になる方法はある?
光回線を引き込む際は開通工事を行うため、当然多額の工事費も発生します。
NURO光の場合、44,000円の工事費が必要です。
他社回線と比べれば、NURO光が高額であるのが分かります。
光回線 | 開通工事費 |
---|---|
NURO光 | 44,000円 |
auひかり | 41,250円 |
フレッツ光 | 19,800円~ |
ドコモ光 | 3,300円~ |
NURO光は、他社回線のおよそ2倍である最大2Gbpsの回線速度を持つ光回線です。
そのため、他社回線に比べると工事費が割高になってしまうのでしょう。
NURO光の工事費は、1,222円×36ヶ月の分割にて毎月の月額料金と別で請求されます。
しかし、この工事費はNURO光公式キャンぺーンを利用することで無料にできます。
So-netの公式キャンペーンなら工事費が実質無料に
先述したとおり、NURO光の提供元であるSo-netが行っている公式キャンペーンを利用すると、44,000円の工事費が実質無料になります。
そのため、NURO光は So-net特設ぺージ から申し込むのがもっともお得です。
『NURO光の工事費無料にする方法とカラクリ』でも解説済みですが、NURO光の工事費は1,222円×36ヶ月の分割で請求されます。
しかし、NURO光公式キャンペーンの工事費実質無料特典を適用すれば、毎月1,222円×36ヶ月の割引が適用されるため、毎月の工事費の分割金が相殺できるのです。
さらに、NURO光の申し込みだけで60,000円のキャッシュバックも受け取れるため、総額で8万円以上も還元されます。
以上のことを踏まえ、お得にNURO光をはじめたい方は So-netの公式キャンペーン を選びましょう。
ただし、30ヶ月以内に解約してしまった場合、工事費の残債がまとめて請求される点だけ注意しましょう。
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【厳選】NURO光キャンペーン比較!無条件で高額キャッシュバックがもらえる窓口まとめ
光キャビネットがいらないフレッツ光やauひかり
比較のために、フレッツ光やauひかりなどの一般的な光回線業者の工事についても知っておきましょう。
NURO光は、工事にて光キャビネットの取り付けなどが必要になるので、開通工事のハードルが少し高めの光回線と言えます。
また、開通まで時間がかかり、少なくとも1ヶ月から、場合によっては3ヶ月以上かかることも少なくないでしょう。
NURO光の欠点!
- 開通まで時間がかかる!(1~3ヶ月)
- 光キャビネットの設置で家の外壁が傷つく
- そもそも2ギガ回線は必要ない人が多い
しかし、フレッツ光や光コラボ、auひかりなどの回線はこれらのデメリットがありません。
また、フレッツ光の設備を使った光コラボを選ぶ際、IPoE接続に対応したプロバイダがお勧めです。
従来のフレッツ光とは違い、混雑を避けて通信が可能なため、高速通信が可能です。
サービス名 | 特徴 | 開通までの期間 |
---|---|---|
ソフトバンク光 |
|
1~2週間 |
GMO × ドコモ光 |
|
1~2週間 |
So-net光 |
|
1~2週間 |
auひかり | 独自ネットワークで混雑に強い | 2~4週間 |
フレッツ光やauひかりは工事が1回で簡易的
フレッツ光やauひかりなどの一般的な光回線の工事は、下記の工程で行われます。
- 電柱の光クロージャ―から自宅まで光ケーブルを引き込む
- 建物壁内にある電話線の配管等を利用して光ケーブルを宅内に導入
- 宅内で光コンセントの設置
- ONUやルーターなどの取り付け
まず、電柱に設置してある光クロージャーと呼ばれる分配器に新たなケーブルを接続し、宅内まで引き込みを行います。
その後、光クロージャーに接続された新たな光ケーブルは、自宅の電話の配管を利用して宅内まで引き込みされます。
まれに電話の配管が使えなかった場合、エアコンのダクトを利用して光回線を引き込みますが、それでもダメなら、壁に1cm程度の穴を空けることで対応するようです。
最後に、宅内で光コンセントを設置して、ONUやルーター等の機器の取り付けをすれば工事は完了です。
▲光コンセントの例
このように、フレッツ光やauひかりは光キャビネットの設置がないため、NURO光に比べて壁に傷をつけるといった事はめったにありません。
また、NURO光は1~2時間程度の工事を2回に分けて実施するのに対し、フレッツ光やauひかりで行われるここまでの作業工程は1回の工事で済んでしまいます。
(※作業時間も1~2時間程度)
工事を2回に分けるNURO光に比べてフレッツ光やauひかりは、工事の時間や立会いの手間がかなり短縮できるので、『なるべく早めに工事したい…』といった方は検討してみて損はありません。
auひかりに関しては、NURO光の工事が面倒な人はauひかりもあり?をご覧ください。
マンションでは開通工事が不要になる可能性が高い
フレッツ光やauひかりといった一般的な光回線の工事は、下記の2パターンがあります。
- 派遣工事…工事業者が訪問して作業する工事。契約者や家族の立会いが必要。
- 無派遣工事…NTTの局舎内で信号を切り替えるだけの工事。立ち合いが不要。
前述した、工事業者が訪問をして実施する工事は派遣工事にあたります。
派遣工事は、主に戸建てで実施されるため、戸建てで光回線を契約する場合は工事に立ち合いが必要になると考えておくべきでしょう。
一方、フレッツ光やauひかりのマンションタイプを契約する場合、物理的な工事が不要となる無派遣工事で開通するケースが多くあります。
これは、マンション内のMDFという共有部分に光ケーブルがすでに引込まれているため、宅内ではONUやルーターといった機器を自身で取り付けるだけで済んでしまうからです。
また、マンション自体にauひかりの設備が入っているので、管理会社や大家さんの許可が要りません。
通常、派遣工事は申込みから開通まで1ヵ月程度かかることが多いのですが、無派遣工事の場合、工事の日程調整や立会い工事自体が不要となるため、早ければ10日程度で開通が可能となります。
auひかりの工事が丸分かり!工事費やマンションの注意点も一挙公開!
auひかりはキャンペーンが豊富
auひかりは高額なキャッシュバックなどのキャンペーンを提供している窓口が多いことで有名です。
しかし、代理店によっては強引な勧誘を受けたり、有料オプションへの加入させられるなど、トラブルも少なくありません。
また、10万円を超えるようなキャッシュバックを提示している代理店は、厳しい条件をクリアしないとキャンペーンが適用されないため、逆に還元金額が少なくなってしまいます。
仮にキャンペーンが適用されても、auひかりの開通から半年~1年後にキャッシュバックの受け取り申請をする必要があります。
この申請をうっかり忘れてしまうと、せっかくのキャッシュバックを受け取る権利がなくなってしまうので注意が必要です。
そのため、auひかりの申し込みは出来る限り公式プロバイダからの申し込みがおすすめです。
NURO光の公式サイトから申し込めば工事日の予約ができる
NURO光の工事は2回に分かれているため、光キャビネットの設置が必須ですが、やはりデメリットとしてあげられるのが開通までの遅さです。
公式でもそのことは認めているため、NURO光が開通するまでの期間、高速モバイルWi-Fiを月額1,078円という安さでレンタルしてくれます。
別記事「2回目の屋外工事はなぜ遅い?」でも解説していますが、戸建てタイプの場合は、開通までは1ヶ月~2ヶ月ほど見たほうが良いでしょう。
NURO光の工事は、1回目のSo-netによる宅内工事が完了するまでは、2回目のNTTによる屋外工事の日程を予約することができません。
できるだけ工事を早く済ませたいという人は、 So-netの公式ホームページ からの申し込みがおすすめです。
公式ページから申し込むと、申し込みと同時に1回目のSo-netによる宅内工事の日程を予約が可能です。
そのため、開通までの期間を短くできます。
NURO光をできるだけ早く開通させるコツは、1回目の工事をできるだけ早く終えて、2回目のNTTによる屋外工事をすぐに予約してしまうことです。
もしもNURO光をどこから申し込みすればいいか迷っている方は、60,000円の高額キャッシュバックもありますので、So-netの公式ホームページか申し込みをするのが良いでしょう。
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