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プロバイダとは?回線事業者とは?2つの違いをやさしく解説
インターネットの接続には、プロバイダと回線事業者の2社と契約する必要があります。
「正直どっちも同じようなものでしょ?」
「どっちかだけ契約したらダメなの?」
と思っている方も多いかもしれません。
ただ、プロバイダと回線事業者はには意外と知られていない大きな違いがあるのです。
▼動画で詳しく解説中!
今回は、プロバイダと回線事業者の違い、そしてオススメのネット回線について紹介します。
プロバイダと回線事業者の違い
プロバイダと回線事業者は、どちらもインターネットを利用するための会社ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
2つの違いを簡単にまとめると次のようになります。
プロバイダ | 回線事業者 | |
---|---|---|
役割 | ネットの接続をする | 物理的な設備を提供する |
具体例 |
|
|
比較するとわかるように、プロバイダと回線事業者は、役割に大きな違いがあり、会社も全く別物です。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
回線事業者とは物理的な設備の提供元
回線事業者の役割は、物理的な設備をユーザーに提供することです。
例えば、宅内までの光回線(光ファイバーケーブル)やONUやルーターといった機器は全て回線事業者が提供しています。
また、ネットを利用するにあたっての開通工事も回線事業者の重要な役割です。
回線事業者のシェアはNTTとKDDIが大半になりますが、昨今では光コラボの登場により、様々な企業も回線事業者として名乗れるようになりました。
提供しているサービス | |
---|---|
NTT東日本、西日本 | |
KDDI | |
電力会社系 | |
ケーブルテレビ会社 | |
携帯電話系の会社 | |
モバイルルーター系の会社 |
プロバイダとはサービスの提供元
「プロバイダ」はInternet Service Providerの略称で、「ISP」とも言われています。
プロバイダの役割は、インターネットへ接続をしてサービスを提供する中継役です。
また、プロバイダはインターネットの接続以外に様々なサービスを提供しています。
プロバイダのサービス
- メールアドレスの提供
- ウイルスチェックソフトの提供
- ホームページの提供
- IP電話、ひかり電話サービスの提供
- 音楽、映像コンテンツの配信
- 独自ドメイン取得代行
プロバイダは表に挙げた以外にも何百社以上とありますが、月額料金やサービスが極端に違うということはあまりありません。
プロバイダの確認方法
プロバイダは何百社とあり、契約時に進められるがままに決めた結果、今のプロバイダを知らない、というケースもあります。
そんな時、アクセスするだけでプロバイダがわかる無料サイト確認くん+で確認可能です。
なぜ回線事業者とプロバイダが必要?
なぜ、プロバイダと回線事業者、どちらかだけの契約ではインターネットは利用できないのでしょうか?
前述した通り、プロバイダはインターネットを接続する役割がありますが、物理的な回線がなくては接続できません。
そこで回線を配備する「回線事業者」が必要になります。
回線事業者が用意した物理的な回線に、プロバイダが信号を流すことで、インターネットにつなげているのです。
CDだけあっても、CDを聴く機器がなければ意味がないのと同じですね。
光コラボの登場で契約がラクに!
ネット利用するには回線事業者とプロバイダの2社と契約が必要になるため、当然、料金も2社に払う必要があります。
また、インターネットにトラブルがあった場合、プロバイダと回線どっちに連絡すればいいのか困惑する方も多いでしょう。
以前は、2社と契約してインターネットに接続するのが主流でしたが、2015年からNTTは所有するインターネット回線設備を、プロバイダや一般企業に貸出しを始めました。
そのため、プロバイダや一般企業のどこでも、自社オリジナルの光サービスを提供できるようになりました。
こうして生まれた光サービスが、光コラボ(光コラボレーションサービス)です。
光コラボによってプロバイダと回線事業者がセットになっているため、シンプルで分かり易くなったと言っていいでしょう。
光コラボの特徴とメリット
プロバイダと回線事業者がセットになった結果、いくつかのことが改善されました。
光コラボで改善されたこと
- 月額料金:支払先が1社だけなので割安
- 通信速度:どんな光コラボでも一律1Gbps
- 支払い先:光コラボ事業者だけ
- 問い合わせ:光コラボ事業者
もっともユーザーに喜ばれているのは、支払先や問合せ窓口が光コラボ事業者に絞られて分かり易くなった点です。
例えば、 ドコモ光を契約した場合、支払先や窓口はすべてドコモが管理しているため、迷うことがありません。
また、月額料金も1社にまとまったおかげで割安で利用できるメリットも任意の理由です。
「転用」すれば工事不要で乗り換え!
光コラボはすべてNTTが所有するフレッツ光の回線設備を利用しています。
そのため、フレッツ光ユーザーは光コラボへ「転用」という簡単な手続きだけで乗り換えが可能です。
転用の方法
- NTTの問い合わせ窓口やwebで「転用承諾番号」を取得
- 新しい光コラボの申し込み時に転用承諾番号を伝える
転用承諾番号とは、転用するための受付番号のようなものです。
それを新しい申し込み先に申告するだけで乗り換えが完了します。
また、インターネットの契約には工事がつきものですが、光コラボはフレッツ光の設備をそのまま使用するので、開通の工事は必要ありません。
光コラボの登場で、立ち合いのためにスケジュールを調整する必要もなく、簡単に切り替えることができるようになりました。
セット割でスマホ料金をお得に!
固定回線+スマホの契約で、スマホの料金やネットの月額料金がお得になることを「セット割」といいます。
光コラボの登場以前は、「auひかり」を利用していてau携帯のユーザーのみ、セット割の「スマートバリュー」を適用できました。
現在はドコモやソフトバンクも固定回線をもち、スマホとのセット割が可能です。
また、auひかりを利用しておらずスマートバリューが適用されなかった人も、今はKDDIが提携するプロバイダの光コラボなら、セット割が適用されます。
KDDIが提供するプロバイダの例:
ビッグローブ光、DTI光、AsahiNet光 など
後に、セット割が可能なオススメの会社を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
これから申込むならベストなネット回線は?
現在、インターネット回線には様々な事業者がそんざいします。
それぞれ、サービス内容やお得度が違うため、「わかんないから安いやつでいいや!」と適当に選ぶと、後悔してしまうかもしれません。
とはいっても、どんな条件で選べばいいのかも難しいところですよね。
当サイトでは、ネット利用者がもっとも重視する速度と料金にスポットを当て、それぞれにおすすめの回線をまとめてみました。
速度重視 | 料金重視 | |
---|---|---|
回線会社 |
速度重視にオススメのネット回線
「動画も見たいしゲームもしたいからとにかく速い回線がいい!」という回線速度重視派にオススメなのはNURO光とauひかりです。
この2つは独自の設備を利用しているため、速くて快適と定評があります。
NURO光
NURO光は、SONYの子会社So-netが提供するサービスです。
下り最大速度は2Gbpsと、ほかの回線と比較してもかなり速い数字であるため、速度重視のユーザーには人気の高い回線です。
月額料金 | 5,200円 |
---|---|
最大速度 | 下り:2Gbps 上り:1Gbps |
提供エリア |
※一部地域を除く |
キャンペーン特典 | 60,000円キャッシュバック |
公式ページ | NURO光公式ページ |
速度も十分で、戸建て料金も比較的安いことが、NURO光の人気の理由です。
So-net公式が行っているキャンペーンのキャッシュバック金額も相場より高めで、有料オプションをつけることなく受け取ることができるため、安心してキャンペーンを受け取ることができます。
| |
NURO光のキャンペーンを詳しく知りたい方は、NURO光キャンペーン比較をチェックしてみてください。 また、NURO光はソフトバンクスマホとのセット割が適用可能です。 しかし、NURO光が利用しているのはNTTの設備ですが、光コラボとは違う回線を利用しています。 NURO光の工事は少し特殊なため、場合によっては工事ができないこともあるのが、デメリットの1つです。 また、開通可能なエリアが限られているため、エリア外にお住まいで速度重視派の方は次のauひかりを検討してみてください。 |
auひかり
auひかりは、KDDIが提供する回線です。
auひかりの速度は、フレッツ光と同じように1Gbpsですが、設備の仕様の違いで、実際の速度はフレッツ光よりも速いといわれています。
月額料金 |
|
---|---|
速度 | 1Gbps |
利用可能エリア | 全国 |
公式ページ | auひかり(So-net) |
auひかりはプロバイダを選択することができ、プロバイダによってキャンペーンが異なります。
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また、auスマホユーザーはセット割のスマートバリューでスマホの月額料金がお得になるので、ユーザーであれば検討してみると良いでしょう。
料金重視にオススメのネット回線
「なるべく月額の料金はおさえたい…」
「スマホの料金も安くしたい!」
という方にはスマホとのセット割を利用できる回線がオススメです。
現在契約しているスマホの会社に沿って選ぶと割引が受けられます。
今回オススメするセット割はこちらです。
回線会社 | セット割 | |
---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | ドコモ光セット割 |
au | So-net光プラス | auスマートバリュー |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | おうち割光セット |
また、「格安SIMだからセット割は必要ない」という人でもお得になる料金があるので、So-net光プラスをチェックしてみてください。
ドコモユーザーならドコモ光!
ドコモユーザーがセット割を受けられてお得になるのは、ドコモ光です。
月額料金 |
|
---|---|
速度 | 1Gbps |
利用可能エリア | 全国 |
キャンペーン |
|
セット割 | ドコモ携帯・スマホ |
公式ページ |
ドコモ光は契約の際、プロバイダを選択することができ、それによって月額料金が変わります。
プロバイダ | 戸建 | マンション | |
---|---|---|---|
タイプA |
|
5,720円 | 4,400円 |
タイプB |
|
5,940円 | 4,620円 |
単独 | 自由に契約 | 5,500円 | 4,180 |
また、ドコモ光が提供するスマホとのセット割引は「ドコモ光セット割」です。
ドコモ光の月額料金ではなくスマホ料金が割引され、1契約につき1台までしか割引が適用されません。
2019年に10月に登場した新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」は、プランとパケット使用量によって割引額が変わります。
プラン | 容量 | 割引額 |
---|---|---|
ギガホ | 30GBまで | 1,000円 |
ギガライト | ~7GB | 1,000円 |
~5GB | 1,000円 | |
~3GB | 500円 | |
~1GB | なし |
また、契約期間が長くなるほどdポイントの還元や割引を受けられる「ずっとドコモ割プラス」は、2019年9月以前の旧プランでは併用可能なので、長くドコモのスマホを使っている方は、さらにお得になるでしょう。
複雑な料金プランを持つドコモですが、公式ページの料金シミュレーションを使うことで、簡単に利用料金を計算できるので試してみてください。
このシミュレーションを利用すれば自分にいくらセット割が適用されるかもわかります。
たくさんの回線でセット割を受けられるauやソフトバンクに対し、ドコモはドコモ光のみセット割を受けられるため、ドコモユーザーにとってはドコモ光が一番お得に使えることは間違いありません。
ユーザーの方は、まず検討してみるのが良いでしょう。
au・格安SIMユーザーならSo-net光
au・格安SIMユーザーには、So-net光がオススメです。
月額料金 |
|
---|---|
速度 | 1Gbps |
利用可能エリア | 全国 |
キャンペ ーン |
|
セット割 | au携帯・スマホ |
公式ページ |
auスマホのセット割「auスマートバリュー」でauスマホの月額料金が割引されます。
データ通信プランによって毎月934円~2,000円×家族分(10台までOK)の割引が適用されます。
「自分のプランがわからないから、いくら割引されるかもわからない」
という方は、「My auご契約情報ページ」にログインすることで、契約中の料金プランがわかります。
ひとつ注意しなくてはいけないのが、auスマートバリューを適用するにはauひかり電話に加入しなくてはいけないということです。
ただ、auひかり電話は月額500円のサービスですが、auスマートバリューでは最低でも934円の割引を受けられるので、マイナスになることはないでしょう。
また、公式ページから申し込みをする月額割引キャンペーンにより、戸建て2,490円、マンション3,990円で利用できるため、セット割に関係がない格安SIMユーザーでもお得な割引を受けられます。
さらに、この料金は無料のセキュリティソフトやwi-fiルーター込みの値段なので、So-net光プラスは料金重視のユーザーにはうってつけです。
ソフトバンク光
ソフトバンクユーザーなら、ソフトバンク光が良いでしょう。
月額料金 |
|
---|---|
速度 | 1Gbps |
利用可能エリア | 全国 |
特典 | 解約金を10万円まで負担 |
セット割 | ソフトバンクスマホ・携帯 |
公式ページ |
ソフトバンク光は、プロバイダがセットになっているので、選ぶ必要はありません。
ソフトバンク光のセット割は「おうち割光セット」で、スマホ代がずっと毎月割引されます。
同じ住所で契約したスマホであれば最大10台まで割引できるので、人数は多ければ多いほどお得です。
プラン | 割引額 |
---|---|
|
1,100円 |
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1,100円 |
データ定額50GB/20GB/5GB | 1,100円 |
|
550円 |
|
1,100円 |
|
550円 |
おうち割光セットも、auと同じように、ひかり電話(月額550円)の加入が必須です。
つまり、データ使用量が少なめで割引額が550円の場合、ひかり電話の料金とプラマイゼロになり、あまりお得感を感じられないでしょう。
ソフトバンク光の申し込みは公式ページからも可能ですが、代理店を利用したほうがキャッシュバックでお得です。
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また、ソフトバンク光は解約金を10万円まで負担するサービスも提供しているので、解約金がネックで乗り換えに進めなかった人も検討する価値があるでしょう。
まとめ
プロバイダと回線事業者の違いから、光コラボ、おすすめのサービスを紹介してきました。
長くなりましたが、今回のポイントをおさらいします。
★インターネットに接続するためにはプロバイダと回線事業者の2社と契約が必要
★プロバイダと回線事業者の違いは…
- プロバイダ→インターネットを接続する
- 回線事業者→物理的な回線を提供する
★オススメの回線は…
- 速度重視ならNURO光かauひかり
- 料金重視なら自分の契約しているスマホのキャリアに沿って選ぶ
インターネット契約の際、この情報が参考になれば幸いです。