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オンラインゲームの回線速度が遅い!快適に遊ぶための解決策はある?
「オンラインゲームをプレイするなら速度が大事!」と言われても、具体的にどのくらいの速度がいいのかわからない方も少なくないでしょう。
今回は、快適にオンラインゲームを楽しむために必要な通信速度と、オンラインゲームにおすすめのネット回線を解説します。
ここで必要な速度やラグを防ぐPing値について、さらに速度を改善する方法をチェックして、オンラインゲームに必要な速度を確保できるようにしましょう!
そもそも通信速度って何?
通信速度の単位は「Gbps」「Mbps」で、1秒間にやりとりできるデータ量を表しています。
オンラインゲームでは、プレイヤー間やプレイヤーとサーバー間で常に通信が行われているため、この通信速度が重要です。
ただし、ネット回線の最大速度=通信速度ではないことには注意が必要です。
最大速度と通信速度(実効速度)の違い
ご存知の方も多いことですが、ネット回線のスペックに表示される最大速度と実際に通信を行った際の通信速度は大きく異なります。
例えば、ドコモ光はスペックの最大速度は1Gbpsですが、実際に通信を行う際の通信速度は平均319.33Mbpsです。
その他の主要な光回線の最大速度と通信速度は、次のようになります。
回線 | 最大速度 | 実効速度 |
---|---|---|
NURO光 | 2Gbps | 501.9Mbps |
auひかり | 1Gbps | 236.6Mbps |
ドコモ光 | 1Gbps | 312.6Mbps |
高速道路で例えると、最大速度は「時速100km制限」のように、道路自体がどれくらいの速度を出していいのかというものです。
一方、通信速度は車が実際に高速道路を「時速何kmで走るか」を表しています。
仮に道が空いていれば、時速100km制限区間を最大速度で通れるでしょう。
しかし、渋滞していると速度が出せず、時速50kmしか出せないこともあります。
ネット回線の通信速度も同じように、最大1Gbps(1,000Mbps)の回線を契約をしていても、実際に利用すると100Mbpsしか出ない場合もあるでしょう。
この「実際に出せる速度」が通信速度(実効速度)であり、オンラインゲームで重要な要素になるのです。
ダウンロード速度とアップロード速度の違いは?
通信速度には、ダウンロード速度とアップロード速度の2つがあります。
この2つの速度は用途が全く異なるので、どちらか一方だけが速ければいいわけではありません。
そのため、通信速度を測定する際にも、必ずダウンロード速度とアップロード速度に別れて表示されます。
■それぞれの回線速度の用途
- ダウンロード:ネット上からデータを受け取る速度
- アップロード:ネット上にデータを渡す速度
オンラインゲームになぞらえると、ダウンロード速度は相手プレイヤーの位置情報や行動などのデータを受け取る速度になります。
アップロード速度は、自分が入力した操作の内容を相手プレイヤーやサーバーに送るときの速度です。
どちらも必要ですが、オンラインゲームは相対的にダウンロードする情報量の方が多くなる傾向があります。
つまり、オンラインゲームを快適にプレイするなら、ダウンロード速度のほうが重要と言えるでしょう。
オンラインゲームに必要な速度はどれくらい?
オンラインゲームを快適にプレイするには、およそ30Mbpsほどの回線速度が必要です。
思っていたよりも速度が速くないと感じる方もいるでしょう。
もちろん通信速度は速いに越したことはありませんが、最低でも30Mbpsあれば十分な理由について解説します。
実際に通信しているデータは「数値」だけ
オンラインゲームを初めてプレイする方の中には、「キャラクターや背景などの画像データを大量に通信している」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、どのオンラインゲームでも表示しているキャラクター等のデータは、ゲーム機の中に既に保存され、実際にやりとりしているデータはアイテム等のIDや座標情報の数値だけです。
たとえば、ゲーム中に通常攻撃すると仮定すると、送受信するデータの内容は大きく分けて以下のようになります。
■オンラインゲームで送受信するデータの例
- キャラクターの見た目のID・座標
- 装備しているアイテムのID
- 攻撃対象のID、座標
- キャラクターの通常攻撃動作のID
これらの情報が送られ、相手も自分もこのIDや座標情報を元にハード内のデータから画面を構築しています。
つまり、実際のプレイ中に送受信しているデータ量は、そこまで多くないのです。
ゲームプレイに最低限必要な通信速度は「10Mbps」
オンラインゲームに必要な通信速度は、プレイヤーやゲームサーバーとの送受信するデータ量によって異なります。
ただ、先にお伝えした通り通信内容はアイテム等のIDや座標情報と言った数値なので、画像や動画をダウンロードするのに比べれば決して多くありません。
リアルタイム対戦が中心で通信量の多くなりやすいFPSでも、最低5〜10Mbpsの通信速度があれば快適にプレイできます。
そのため、余裕を持って10Mbpsあれば、オンラインゲームには十分と考えていいでしょう。
家の中に複数のデバイスがあると必要な速度が上がる
ただ、最近はスマホだけでなく、パソコンやタブレットをお持ちの方も多いでしょう。
今後はIoT製品などネット回線に接続する家電も増えていく可能性があります。
接続する機器が1台だけなら10Mbps出ていれば十分ですが、複数の機器で同時に通信をすると1台あたりの速度が遅くなる点にも留意しましょう。
こうした速度低下も含めて考えると、オンラインゲームを快適にプレイするなら、通信速度は30Mbpsを目安にするのをおすすめします。
ゲームソフトのダウンロードは通信速度が速いほど良い
オンラインゲームをプレイするには30Mbpsが目安とお伝えしましたが、より通信速度が速い方が新しいゲームを入手するときにも便利です。
PS4やパソコンでも、最近のオンラインゲームはダウンロード購入が基本になっています。
ダウンロードする本体データがかなり大きいため、通信速度が遅いと何時間も待たされてしまうでしょう。
例えば、PS4の人気のFPSゲーム「Battlefield V」は、ゲームソフトは容量が34.1GBもあります。
これは、キャラクターの全アバターや武装・背景などの画像を全てまとめてダウンロードしてPS4に保存する必要があるためです。
プレイに最低限必要な10Mbpsの通信速度だと、34.1GBをダウンロードするには約7時間46分も必要になります。
そのため、ゲーム本ソフトをダウンロードで購入する方は、少しでも速い環境を用意すると良いでしょう。
ダウンロード購入中心なら100Mbps〜200Mbpsが理想?
ダウンロードでゲームを手に入れる方にとって必要な速度は、ダウンロードにどれだけの時間待てるかで目標を決めるといいでしょう。
参考までに、各主要ネット回線の平均速度や節目の通信速度でBattlefield Vをダウンロードするのにかかる時間を計算してまとめてみました。
回線 | 通信速度 | ダウンロード |
---|---|---|
NURO光 | 501.9Mbps | 約9分 |
auひかり | 236.6Mbps | 約20分 |
ドコモ光 | 312.6Mbps | 約15分 |
その他の速度 | 200Mbps | 約24分 |
100Mbps | 約47分 | |
50Mbps | 約1時間34分 | |
30Mbps | 約2時間35分 | |
10Mbps | 約7時間46分 |
必要なダウンロード時間を見ると、容量の大きなゲームを、ダウンロード購入するにはかなり時間がかかることが分かります。
そのため、通信速度はなるべく100Mbps〜200Mbpsあった方が良いでしょう。
通信速度の測定方法|実際に何Mbps出ている?
ご自宅のネット環境の状態を知るために、まずは回線速度を測ってみましょう。
■おすすめの速度測定方法
- パソコン・スマホ:Webブラウザで「Speedtest」にアクセスして測定
- PS4:ゲーム機本体搭載の速度測定機能
- Switch:ゲーム機本体搭載の速度測定機能
なお、通信速度の測定は、実際にゲームをプレイする機器で行いましょう。
また、LANケーブルでの有線接続とWi-Fi接続では、有線接続の方が通信速度が速く安定する傾向があります。
それぞれの機器での測定手順は以下のとおりです。
Speedtestでの速度測定手順
- パソコンやスマホのブラウザでSpeedtestにアクセス
- 「GO」ボタンをクリック
- 測定が終わるまで待つ
- 速度測定結果をチェック
PS4の測定機能での速度測定手順
- ホーム画面右上の「設定」を開く
- 「ネットワーク」を開く
- 「インターネット接続を診断する」を選択
Switchの測定機能での速度測定手順
- ホーム画面で「設定」を開く
- 「インターネット」を開く
- 「接続テスト」を選択
動画投稿や生放送をするならアップロード速度も大事!
オンラインゲームのプレイには30Mbpsで、アップロード速度はそこまで重要ではないのはお伝えしたとおりです。
ただ、オンラインゲームのプレイだけでなく、YouTubeやニコニコ動画などに動画を投稿したり、実況プレイを生配信する方は、アップロード速度も大切になります。
録画するエンコードソフトにもよりますが、YouTubeで生配信するなら、最低でも3Mbpsは必要です。
1,080pなど高画質配信の場合は、10Mbps弱必要になってくるでしょう。
動画投稿・生配信をしたい方は、必ずアップロード速度にも注意してください。
なお、光回線ならダウンロード速度もアップロード速度も同じくらいになる傾向があります。
一方、ポケットWi-Fiは端末自体のスペックがアップロード速度を絞っています。
もし動画配信をするのであれば、ポケットWi-Fiは避けたほうが無難でしょう。
速度は十分でもPing値が遅いとラグが起こる
実際にオンラインゲームをプレイしている方の中には「速度が十分なのにラグがひどい…」と悩んでいる方もいるでしょう。
実は、オンラインゲームをプレイするには通信速度だけでなく、Ping値も重要です。
Ping値とは?なんでラグの原因になるの?
Ping値(ピンち)は「応答速度」とも呼ばれ、1回の送受信(1往復)にかかる時間を表す数値です。
■通信速度とPing値の違い
- 通信速度:1秒間に送信・受信するデータの量
- Ping値:1回のデータ送受信にかかる時間
例えば、ゲーム内で相手に攻撃をする場面を例にすると次のようなデータをやり取りします。
- 攻撃ボタンを押す
- 「攻撃ボタンが押された」といデータがサーバーに送信される
- サーバー内で攻撃が当たり判定やダメージ量などを計算
- サーバーから自分に攻撃結果のデータが送られる
- ゲーム内で攻撃動作と当たり・外れやダメージ量が表示される
オンラインゲームでは、こうした処理を大量に行い、数多くの利用者がリアルタイムでゲームを楽しめるようになっています。
つまり、Ping値が遅くなると操作した結果の反映が遅くなり、ゲームをプレイしている中でラグが起こりやすくなるのです。
ゲームのジャンルによってラグを感じるPing値は異なりますが、一般的にFPSなどの対戦ゲームはPing値の影響を感じやすいでしょう。
そんなのPing値の目安は次の通りです。
評価 | Ping値 | 向いてるゲーム |
---|---|---|
かなり速い | 0~15ms | FPS/TPS/格闘ゲーム (繊細な対人戦メインのゲーム) |
速い | 16~30ms | MOBA/軽めのシューティングゲームなど (対人戦メインのゲーム) |
普通 | 31~50ms | MMORPG/MORPGなど (育成・対CPUがメインのゲーム) |
遅い | 51~100ms | 将棋/囲碁/TCGなど (ラグがあまり気にならないゲーム) |
かなり遅い | 101ms~ | - |
Ping値は30ms以下におさめると、多くのゲームで快適にプレイできます。
なお、FPSや格闘ゲームなどはフレームレート(動画などで1秒間に見せる静止画の枚数)が60fpsになっているものばかりです。
フレームレートの単位であるfpsは、1秒間に見せる静止画の枚数を指します。
60fpsだと1秒間に60枚分ものデータを送受信するため、1fpsは0.016秒(16ms)です。
つまり、Ping値を15ms以下に抑えないと多少のラグが発生します。
ごく小さなラグは容認できるなら30msでも十分に楽しめますが、一切のラグを感じずにゲームをプレしたい方は、15ms以下を目指しましょう。
速度測定サイトのPing値は参考程度
先ほど紹介した速度測定サイト「Speedtest」でもPing値が測定できます。
ただ、Speedtestでは速度測定用のサーバーとの接続速度を測定しており、実際にゲームをプレイするサーバーとのPing値を測定できるわけではありません。
速度測定サーバーは比較的Ping値が速くなりやすく、実際のゲームをプレイする時の値とは大きく異なるケースも珍しくないのです。
ただ、Speedtestで快適なPing値が出れば、「自分のネット環境が原因でPing値が遅くなる可能性は低い」という目安にはなります。
具体的には、Speedtestの速度測定結果で10msなら、実際にゲームをプレイしていてラグを感じることはほぼありません。
そのため、実際のゲームプレイ中とは異なりますが、Speedtestでの測定時にPing値が10ms以下になるように調整してみましょう。
ゲームサーバーが遠いほどPing値は大きくなる
先にお伝えした通り、Ping値は「1回の送受信にかかる時間」を表す数値です。
そのため、ゲームサーバーが遠くなる程Ping値も遅くなる傾向があります。
プレイヤーが多いゲームになるほどサーバーは増えますが、極力国内サーバーを選ぶほうがラグは起きづらくなるでしょう。
国内にサーバーがない海外ゲームでも、同じ設備状況ならアメリカサーバーより中国サーバーの方が快適というタイトルもあります。
国際展開されているゲームをプレイするなら、サーバーはできるだけ近場を選ぶのがおすすめです。
通信速度が遅い・Ping値が遅い時の対処法は?
前述したとおり、快適にオンラインゲームをプレイするならば、通信速度は30Mbps以上・Ping値は30ms以下を目指すのがベストです。
こうして見ると、オンラインゲームのプレイ環境はバッチリという方も結構多いのではないでしょうか。
もし上記のPing値よりも数値が高い・または通信速度が遅いという方は、以下の対処法を試してみてください。
通信速度・Ping値が遅い時の対処
- 通信速度の速いネット回線に乗り換える
- 有線接続はLANケーブルのカテゴリを確認
- 接続機器・周辺機器を新しいものに買い替える
対処1 通信速度の速いネット回線に乗り換える
通信速度・Ping値が遅いと感じるとき、もっとも手っ取り早い改善策は、より回線速度の速いネット回線に乗り換えることでしょう。
当サイトで調査・検証した結果、オンラインゲームに適したネット回線は、NURO光・auひかり・ドコモ光の3回線です。
回線 | 回線速度 | 月額料金 |
---|---|---|
NURO光 | 2Gbps | 5,200円 |
auひかり | 1Gbps | 5,390円~ |
ドコモ光 | 1Gbps | 5,720円~ |
オンラインゲームをプレイする方におすすめなネット回線については、別記事の『オンラインゲームにおすすめなネット回線大特集』をご覧ください。
1番ゲーム向きなのはNURO光
最近は光コラボでネット回線の選択肢が非常に多くなっていますが、ゲーム向きの最強ネット回線と言えばNURO光です。
月額料金 | 5,200円 |
---|---|
回線速度 | 最大2Gbps |
平均通信速度 | 501.9Mbps |
キャンペーン |
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NURO光は、速度にこだわる多くのゲーマーに選ばれている回線です。
回線速度は最大2Gbpsと、これまでの家庭用インターネットの約2倍の速度が出ます。
平均実効速度も500Mbpsを超えており、現状もっとも速い回線であると言えるでしょう。
サービス開始時は関東地方限定のサービスでしたが、最近は提供エリアもかなり広くなりました。
NURO光の提供エリア
- 北海道…石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、札幌市、千歳市
- 関東…茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、栃木県
- 東海…愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
- 関西…大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
- 中国…広島、岡山
- 九州…福岡県、佐賀県の一部
現状はまだ未提供エリアのほうが広いですが、もしエリア内にお住まいの方であれば、NURO光を選んでおけば間違いないでしょう。
また、NURO光の特設サイトから申し込むと60,000円の高額キャッシュバックが受け取れます。
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速いネット回線に切り替えてキャッシュバックももらえるので、速度に悩んだらまずNURO光を検討してみてください。
NURO光がエリア外ならauひかりやドコモ光
もしお住まいのエリアがNURO光の提供エリア外なら、次の候補としてauひかりやドコモ光があります。
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て:5,610円 集合:4,180円 |
戸建て:5,720円 集合:4,400円 |
回線速度 | 最大1Gbps | |
平均通信速度 | 236.6Mbps | 319.3Mbps |
キャンペーン | 最大47,000円キャッシュバック | 最大100,000円キャッシュバック |
auひかりは、どのプロバイダを選んでも比較的快適にプレイできます。
そのため、開催されているキャンペーンを基準に選ぶのがおすすめです。
たとえば、auひかりの正規代理店である NNコミュニケーションズ から申し込むと、最大47,000円のキャッシュバックが受け取れます。
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一方、ドコモ光は選ぶプロバイダによって速度が異なるので、GMOとくとくBBなど速度に強いプロバイダを選んだ方が良いでしょう。
GMOとくとくBBでは、最新の通信技術であるIPv6に対応しており、高速通信に対応したルーターの無料レンタルも行っています。
また、全国の平均通信速度を公開したり、100Mbpsを切った場合の速度保障制度を設けているなど、速度に定評のあるプロバイダです。
フレッツ光の回線を利用しているため、日本全国で利用できるのもメリットでしょう。
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対処2 有線接続はLANケーブルのカテゴリを確認
パソコンやゲーム機をLANケーブルで接続している方は、LANケーブルのカテゴリをチェックしてみましょう。
あまり気にしないで使っている方の多いLANケーブルですが、実はケーブルのカテゴリごとに最大速度が異なります。
カテゴリ | 通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
7 | 最大10Gbps | 600MHz |
6A | 500MHz | |
6 | 最大1Gbps | 250MHz |
5e | 100MHz | |
5 | 最大100Mbps |
家電量販店等で安売りされているLANケーブルを利用している方や、長らく同じLANケーブルを使い続けている方は、カテゴリ5やカテゴリ5eのケーブルを使っているケースが多いです。
また、同じ速度のLANケーブルでも、伝送帯域が広い方が通信速度・Ping値は良くなる傾向があります。
そのため、オンラインゲームを有線接続で利用するならカテゴリ6以上のケーブルを選ぶのがおすすめです。
LANケーブルのカテゴリは、ケーブル本体に記載されています。
お使いのLANケーブルをチェックして、もし遅いケーブルであれば買い替えてみましょう。
LANケーブルで回線速度が変わる!?器具で変わる速度を徹底解説
対処3 周辺機器を新しいものに買い替える
LANケーブルと同様に、Wi-Fiルーターなどの接続機器が古い場合も、速度やPing値が遅い原因になります。
一般的にルーターの寿命は5年前後です。
長く利用しているほど、ラグや回線落ちを引き起こりやすくなります。
また、最近はWi-Fiの規格も新しくなり、Wi-Fiに接続する機器が増えたため、高性能CPUを搭載したルーターが主流です。
もしここ数年Wi-Fiルーターを買い替えていないという方は、最新のWi-Fiルーターに替えるだけで通信速度・Ping値が改善する可能性があります。
とは言え、ゲーミングルーターなどの超高性能モデルを用意する必要はありません。
1万円弱で販売されているモデルでも十分効果があるので、利用中のWi-Fiルーターが古い方は買い替えてみてください。
接続するパソコンやスマホもチェック
パソコンやスマホでゲームをプレイしている方は、それらのスペックもチェックしたほうが良いでしょう。
特に、パソコンでプレイしている場合、ゲームによって必要なスペックが異なります。
普通に使っていて困らないスペックであっても、ゲーム機器としてはスペック不足であるケースも珍しくありません。
また、スマホゲームも最近はグラフィックがキレイで処理能力が必要なタイトルが増えています。
同じ端末を4〜5年利用している方は、お使いの機器がスペック不足になっていないかをチェックして、もし不足しているようであれば買い替えた方が良いでしょう。
快適にオンラインゲームがプレイできる通信速度まとめ
今回は、オンラインゲームを快適にプレイするために必要な通信速度について解説しました。
ここで解説した内容を簡単にまとめると、次の速度が出せればオンラインゲームを快適にプレイできる通信環境と言っていいでしょう。
■快適な通信環境は…
- 通信速度:30Mbps以上
- Ping値:30ms以下
こうして快適な通信速度を見ると、決して実現できない速度ではないことがわかります。
とにかく速度にこだわってラグを完全に無くしたいと思う方は、Ping値を15ms以下を目指してネット環境を整備しましょう。
また、どうしても速度が伸びない・Ping値が遅いという方は、次の改善策を試してください。
■通信速度・Ping値が遅い時の対処法
- NURO光などゲーム向きのネット回線に乗り換える
- LANケーブルがカテゴリ6以上かチェック
- 周辺機器・接続機器を買い替える
オンラインゲームが遅いと感じている方もこれからオンラインゲームを始める方も、今回の解説を参考に快適な通信速度・Ping値を目指してみましょう。