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PLCアダプターってなに?基本的な仕組みと便利な使い方を紹介します

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PLCアダプターは、別名「コンセントLAN」と呼ばれているように、宅内にあるコンセントにとりつけることで、電気配線をLANケーブルの代わりに利用できる機器です。

コンセントとコンセントのあいだは、ブレーカーを中心につながっています。

そのため配線工事などをすることなく、コンセントに差すだけでインターネットが利用できるわけです。

このページでは、PLCアダプター(コンセントLAN)の仕組みや、光回線を利用する上でPLCアダプターがどのように役立つかを解説しました。

PLCアダプターの仕組み

PLCアダプターの仕組み

PLCアダプターは前述したように、「コンセントLAN」とも呼ばれています。

その名の通り、コンセントを利用して宅内でインターネットを利用できるようにした機器で、実は2006年に総務省により屋内での使用であれば正式に認められた規格です。

仕組みは簡単で、家の中にすでにある電気配線をLANケーブルの代わりとして利用できるようにします。

利用にあたり、PLCアダプターを購入する必要はありますが、価格帯は3,000円程度からなので、決して高いものではありません。

PLCアダプターは、基本的には2つで1セットになっていて、1つをホームゲートウェイやONUのようなルーターにLANケーブルで接続し、自宅の電源コンセントへと挿します。

PCLアダプターの使用例▲出典(auひかり:高速PLCモデム

もう片方のPLCアダプターをインターネット接続したいPCとLANケーブルで接続し、ちかくの電源コンセントに挿せば完了です。

あとは、機種によっても違いますが、PLCアダプターのボタンを押して認識させれば、PCがルーターから離れた場所であっても、有線で利用できます。

PLCアダプターの製品TP-Link PLCアダプター TL-PA4010 KIT

最近のPLCアダプターはかなり小型からされて、壁のコンセントに直接挿しこんでも、あまり邪魔ではありません。

Wi-FiよりもPLCアダプターが優れている点

現在は、PLCアダプターを使った有線での接続よりも、Wi-Fiを利用した無線通信が一般的です。

ルーターから離れた場所であっても、インターネットが利用でき、多くの人が使っていることでしょう。

しかし、Wi-Fiには無線通信ならではの弱点があり、場合によってはPLCアダプターを使って有線接続したほうがインターネットの速度が速く、安定します。

Wi-Fi通信の弱点

  1. 遮蔽物の厚さや素材によって電波が届きにくい
  2. 電子レンジなど電化製品の電波に干渉されやすい
  3. 縦方向の(1階から2階など)通信に不向き

技術の進歩で、だいぶWi-Fi通信でも安定してインターネットを使えるようになっています。

しかしそれでも、上記で示した弱点はまだまだインターネットを使う上でのストレスだと言えるでしょう。

Wi-Fiは遮蔽物や家電の電波に弱い▲ルーターが遠いとうまく通信できないことも…

PLCアダプターは、壁の中にある電気配線を利用した技術ですので、遮蔽物や階数の違いに影響を受けにくいというメリットがあります。

また、電化製品のノイズには影響されますが、電波に影響されることはありません。

「なんか、安定しないな…」

Wi-Fiでインターネットを利用して、そう感じる場合は、PLCアダプターの利用を一考してみてもいいでしょう。
工事不要で、既設の電気配線があればよく、コンセントがPCを利用する場所のちかくにあれば、すぐにインターネットを有線接続できます。

光回線利用者必見!PLCアダプターの便利な使い方

PLCアダプターの便利な使い方

PLCアダプターは前述したように、宅内コンセントを利用したインターネット接続のため、新たに工事をする必要がありません。

接続にも専門的な知識は必要ないですし、かなり便利なものだと言えるでしょう。

光回線を利用している人にとって、通信速度の速さや安定は重要で、Wi-Fiで接続していてインターネットの通信速度が不安定なようであれば、PLCアダプターを使ってみてください。

PLCアダプターは、PCでweb閲覧や動画視聴をする以外にも以下の用途で利用が可能です。

PLCアダプターの便利な使い方

  1. ひかりTVなどのサービスも安定して使える
  2. PS4などのオンラインゲームでの使える
  3. Wi-Fiの中継器になる機種もある

Wi-Fiと組み合わせて、上手にPLCアダプターを使うことで、インターネットを快適に使うことができるでしょう。

【1】PLCアダプターはひかりTVにも利用できる

アンテナ不要で、工事が不要なひかりTVは、現在では一般的なテレビの視聴方法だと言えます。

ただし、光回線とテレビをチューナーを介して接続しなければ、当然ですがひかりTVは利用できません。

一番良いのは、やはりLANケーブルでルーターからチューナーへを直接接続する方法です。

しかしテレビの配置などによって難しい場合があるのではないでしょうか。
また、複数台のテレビでひかりTVを視聴しようとした場合、ルーターとテレビの位置にさらに気を使います。

長いLANケーブルが何本も家の中を這っている状況は、歓迎できるものではありませんよね。

そんなときは、テレビのちかくに電源コンセトさえあれば、PLCアダプターを使うことで、ひかりTVを有線接続することが可能です。

【2】PS4などのオンラインゲームにも使える

ひかりTVと同様に、PS4などでオンラインゲームをする際にも、PLCアダプターは利用できます。

PLCアダプターは、途中で電気配線を介すだけで、その他はLANケーブルと同じ利用方法ができると思って問題ないでしょう。

もちろん速度面では、ルーターから直接LANケーブルで接続したほうがいいですが、ルーターの相手ある場所から離れた自室などでゲームする場合はそう言っていられません。

Wi-Fiルーターで無線通信していても、遮蔽物や階数の違いによって、速度がしないことも多いです。

PLCアダプターは、PS4などのオンラインゲームをする際にも、使うことができますので、「ああ、またカクカクした…」と、Wi-Fiでオンラインゲームをしていてストレスが多い人は、PLCアダプターを使ってみましょう。

PS4でネットが遅くなる原因と対処方法

【3】Wi-Fiの中継器となる機種もある

iPhoneやiPadのような端末は、無線での通信がメインだと思います。

契約しているキャリアで常時通信しても良いですが、そうなると月末に速度制限がかかるといったことが多いでしょう。

「家の中では、できるだけ固定回線のWi-Fiを使うようにしてる」

そうやって上手にデータ通信量が上限にいかないように工夫しているはずです。

しかし、前述したようにWi-Fiでの通信はルーターとのあいだに遮蔽物があったり、電化製品の電波干渉があったりすると速度が安定しません。

PLCアダプターの中には、Wi-Fiの中継器として使える機種も発売されています。

Wi-Fiの中継器にもあるPLCアダプターPLCアダプター TL-WPA4220 KIT 11n

ルーターから壁のコンセントに設置したPLCアダプターへとLANケーブルで接続します。
その後、部屋にWi-Fiの中継器となるPLCアダプターを設置し、ボタンを押すだけで、部屋に設置したアダプターがWi-Fiとして利用できるわけです。

壁の中にある電気配線をLANケーブル代わりにしているため、遮蔽物や階数の違いに影響されることがなく、安定してWi-Fi機能を使えます。

PLCアダプターを利用する上での注意点

PLCアダプターを使う上での注意点

PLCアダプターの利便性については、わかったかと思います。

Wi-Fiよりも優れている点はあるものの、PLCアダプターがあまり一般的には知られていないのは、発表の時期が無線LAN通信と被ってしまったというのが大きいようです。

また、以下の点でPLCアダプターは注意をしなくてはいけず、ときに致命的な速度低下を招きます。

PLCアダプターの注意点

  • 延長コードを使ってはいけない
  • ノイズフィルターを用意したほうがいい

どちらもPLCアダプターを利用する上での基本的な注意点ですので、しっかりとチェックしましょう。

延長コードは使わないほうが無難

絶対にダメというわけではありませんが、PLCアダプターを延長コードに挿しこむのはオススメできません。

PLCのもっとも大きな弱点は、電化製品などのノイズの影響を受けることです。

テレビやPCから、「ジー」という音がしているかもしれませんが、あれはノイズの影響でしている可能性があります。

電子レンジ、冷蔵庫、ドライヤーなど電気コンセトを利用している家電はすべてノイズを発して、それは延長コードなどでコンセントから離れれば離れるほど増大するわけです。

つまりできるだけ安定してインターネットを利用した場合は、PLCアダプターを延長コードを使って接続しないほうが良いでしょう。

延長コードを使っても、インターネット通信はできますが、あまり速度や安定性にはおいては期待できません。

反対に、電子レンジや冷蔵庫、ドライヤーなどは延長コードを利用して問題ないはずです。
さらにオススメなのは、電子レンジや冷蔵庫などは、このあと紹介するノイズフィルター機能がある延長コードを利用して、コンセントに接続すると良いでしょう。

ノイズフィルターでPLCアダプターの速度をあげる

前述したように、PLCアダプターは延長コードに挿さないほうが良いです。

しかし、電源コンセントにも限界があり、延長コードなどを利用して電源タップを増やす必要はあるでしょう。

その場合、延長コードで使うのは、PLCアダプター以外のものにしてください。
しかも延長コードは、可能であればノイズフィルター機能があるものにすると良いでしょう。

家電などが発するノイズを軽減してくれる機能がある延長コードであれば、電気配線にかかるノイズも軽減され、結果、PLCアダプターを利用したインターネットが速く、安定します。

また、PLCアダプターを買うと付属でLANケーブルが付いてくることがありますが、それとは別にノイズに強いLANケーブルを購入して接続したほうが通信速度は速くなるでしょう。

ノイズ干渉に強いLANケーブルUGREEN LANケーブル CAT7 RJ45

LANケーブルで回線速度が変わる!?器具で変わる速度を徹底解説

まとめ

まとめ

LPCアダプターの仕組み、便利な使い方、注意点について解説してきました。

あまり知られていない宅内の電気配線を使っての有線接続を可能したLPCアダプターですが、使ってみると「あ、Wi-Fiよりも速くなった!」とよろこんでいる人も多いです。

PLCアダプターの便利な使い方

  • ひかりTVなどのサービスも安定して使える
  • PS4などのオンラインゲームでの使える
  • Wi-Fiの中継器になる機種もある

せっかく高速な光回線にしても、Wi-Fiで利用したとたんに遅くなってしまうことも少なくありません。

そういう場合は、解説した注意点に気を付けて、PLCアダプターを利用してみてください。

PLCアダプターの注意点

  • 延長コードを使ってはいけない
  • ノイズフィルターを用意したほうがいい

auひかりでは、以前はPLCアダプターの有料貸出もしていましたが、現在は終了していますので注意しましょう。

これから光回線を契約しようとしている人は、キャッシュバック特典を実施している窓口を選ぶようにして、手に入れた現金でPLCアダプターを購入してもいいかもしれません。

PLCアダプターを購入しても、キャッシュバックされたお金は手元に残るはずです。

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